名刺の作成や印刷で使用する用紙

2019/03/07

名刺の作成や印刷で使用する用紙はたくさんの種類あり!

名刺を作成するに当たり、デザインだけではなく用紙の種類を選択する必要があります。

この点に関しては名刺作成サービスを利用する場合も、自宅でパソコンとプリンタを使って印刷する場合も一緒です。

ビジネスや趣味の名刺を作成する際に、次のように考えている方はいませんか?

  • 印刷用紙には拘らなくて良いんじゃない?
  • 高級感のある名刺を作成したい
  • 特殊な用紙を使って作成してみたい

そこで、以下では名刺の作成や印刷で使われるケースの多い用紙を挙げてみました。

選ぶ用紙によって紙質や手触りは大きく異なりますので、どれが自分の職業やイメージと合っているのか参考にしてみてください。

 

上質紙

上質紙

名刺を作成するに当たって最もオーソドックスな用紙が上質紙です。

「印刷を行うのであれば上質紙が一番!」と言っても過言ではないくらいベターな存在で、名刺以外にもポスターやチラシ、ハガキや冊子の表紙として用いられています。

名刺の印刷で使われている上質紙の特徴は次の3つです。

  • 光沢があるわけでもマットな質感でもない至って普通
  • 落ち着いた雰囲気で仕上げられる
  • 印刷が紙に適度にしみ込む

文字だけのシンプルな名刺に加えて、柔らかい色合いのイラストや画像を取り入れた名刺の印刷にピッタリですよ。

逆に、色のコントラストを強く出したデザインの名刺を作成したい方にはあまり適していません。

特に意識せずにオーソドックスな名刺を作りたい人のための用紙で、鉛筆やボールペンとの相性も良いので手書きで一言キャッチコピーなどを加えてみるのも選択肢の一つです。

※キャッチコピーを活用した名刺を作成したい方は、こちらのページをご覧になってください。

 

キャッチコピーを活用した名刺の作成

 

コート紙

コート紙

コート紙は用紙の中にコート剤や白土(クレー)がコーティングされていて、テカテカツルツルしているタイプです。

一般的な商業印刷に最も多く用いられていますので、名刺の作成や印刷においても欠かせない存在だと言えます。

コート紙を使って名刺を作成すると、どのような雰囲気に仕上がるのか見ていきましょう。

  • 塗布された面は上質紙と比較して少し光沢が出る
  • 写真やイラストを印刷した時の見栄えが良い
  • 発色がしっかりとしていて満足のいく印刷の仕上がりが期待できる

名刺の印刷では厚いコート紙、チラシでは薄いコート紙を使用するのが一般的です。

また、しっとりとした質感と手触り感を得たい方は、マットコート紙を使ってみましょう。

「上質紙よりはツヤがあるがコート紙よりは少ない」という丁度良い具合の用紙がマットコート紙の特徴で、表面が反射しないので名刺の文字が読みやすくなっています。

コート紙を使って印刷すると光の角度によっては文字が読みづらくなり、相手が不快感を覚えることもありますので、デザインに合わせてコート紙とマットコート紙を使い分けるのがポイントですね。

 

ミラーコート紙

ミラーコート紙は、鏡のように強光沢を有する用紙として名付けられました。

表面が白く輝くような特殊な加工で発色がとても良いため、色のコントラストを強く出した名刺を作成したいという方に適しています。

ムラが出る可能性がありますので作成には注意が必要ですが、強いコシがあって名刺のインパクトを強められるのは間違いありません。

ミラーコート紙を使って名刺を作成できる代表的なサービスは次の5つです。

  • 名刺印刷のプリスタ。
  • 東京名刺ランド
  • ライオン名刺
  • 名刺良品
  • ラクスル

ミラーコートゴールドといった特殊な用紙を用意しているサービスもありますので、自分の名刺のデザインに合わせてどの用紙で印刷すれば良いのか考えてみましょう。

※ミラーコート紙で名刺を作成できる名刺印刷のプリスタ。については、こちらのページをご覧になってください。

 

参考 プリスタ。の公式サイト

 

プリスタ。の基本情報・評判

 

アートポスト紙

アートポスト紙

上質紙と同じように印刷業界の中では定番の用紙という位置付けなのがアートポスト紙で、表面に強い光沢を出したい方に適しています。

名刺以外にもポストカードや同人誌を始めとする表紙の印刷にピッタリで、次の3つが大きな特徴です。

  • モノクロでもフルカラーでも綺麗に印刷される
  • グラデーションや色数の多い高精細なイラストに最適
  • 厚口の用紙を使用すればより重みが加わる

汎用性がそれなりに高い用紙ですし、一般紙という位置付けですので上質紙と同じ価格で名刺を作成できるでしょう。

※アートポスト紙で名刺を作成できるサービスはこちらのページで紹介しています。

 

アートポストを使って名刺を作成できるサービス

 

マットポスト紙

アートポスト紙のマットバージョンとも言える用紙がマットポスト紙です。

名刺作成サービスによっては「OKマットポスト」とも呼ばれており、コート紙のようなツルツルとした感触はなく、ツヤの少ないマットな仕上がりになります。

  • ポスター
  • フライヤー
  • チラシ
  • カレンダー

名刺以外にも上記のように幅広い用途で使用されていて、街中の印刷屋さんで必ず用意されている用紙の一つと言っても過言ではありません。

印刷にかかる費用はそこまで高くありませんし、その割には高級感のあるイメージに仕上げられます。

 

マシュマロ紙

マシュマロ紙

マシュマロ紙は、「今までの名刺に高級感を出したい」という方におすすめです。

食べ物のマシュマロをイメージすればわかりますが、真っ白に発色してシルクのような質感を得られる特殊な用紙になっています。

マシュマロ紙で作成する名刺にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

  • 世界最高水準の平滑性に優れていて印刷の再現性が高い
  • 非常に高い透明感と弾力を得られる
  • クセのないシンプルな風合いを得られる

高級紙に分類される名刺用紙なだけあって、マシュマロ紙では驚きの仕上がりを得られます。

ただし、他の用紙と比較してコストパフォーマンスが悪く、「名刺21」というサービスだと通常のマットアート紙が100枚当たり650円なのに対して、マシュマロ紙だと1,900円もかかりますので注意しないといけません。

そのため、「名刺1枚当たりの費用が高くなってしまったとしてもインパクトを重要視したい」という方はマシュマロ紙を利用してみてください。

 

レイナR

レイナR

レイナRはしっかりとした厚みのある古紙を配合した名刺用紙で、次の3つの特徴を持ち合わせています。

  • 発色が良くて表面に適度なツヤを持つ
  • 環境に優しい再生紙
  • 印刷の適性が高い

サービスによっては古紙を20%配合しているため、再生紙使用マーク(Rマーク)がついています。

再生紙ながらも印刷の仕上がりの美しさは抜群で、風雅なアフターグロスを演出してくれるでしょう。

一般コート紙とは違ってペンや筆との相性が抜群なので書き心地が良く、手書きの名刺やショップカードを作成する際に適しています。

※手書きの名刺を作成するメリットについては、こちらのページをご覧になってください。

 

インパクトあり!手書きの名刺作成

 

しかし、レイナRは名刺全体のデザインとして重みが少々加わりにくいため、一般的な用紙よりも厚手のタイプを使って印刷した方が良いですよ。

 

ヴァンヌーボ

ヴァンヌーボ

ヴァンヌーボはオフセット印刷でもオンデマンド印刷でも相性が良く、風合いをかもし出してくれる特殊コーティング技術を駆使して作られた用紙です。

紙本来の優しい手触り感を持ち、印刷インキが乗った場所は若干の光沢を帯びますので、イラストや画像を駆使した名刺の作成におすすめ!

名刺作成サービスによっては、下記のようにいくつかの種類のヴァンヌーボ用紙が用意されています。

  • 光沢感が控えめのヴァンヌーボVナチュラル
  • 微妙なニュアンスの光沢感を出せるヴァンヌーボVGスノーホワイト

どちらも風合いと印刷適性が融合した高級用紙ですので、他者とは違う名刺を使ってアピールしたい方はヴァンヌーボを使ってみてください。

 

アラベール

アラベールは表面に特殊な加工を施しておらず、画用紙のようなモダンなイメージを相手に植え付けられる用紙です。

紙本来の優しい手触りが感じられる用紙で、「昔ながらのイメージを出したい」「老舗企業に勤めている」という方に適しています。

他にも、アラベールの用紙にしかない特徴をいくつか挙げてみました。

  • ウルトラホワイトは白色度が非常に高い
  • ナチュラルは白さを抑えたクリーム系
  • どちらも水彩画や水墨画のデザインに適している

紙表面に塗工やコーティングを施さずに名刺本来のデザインを活かせるため、デザイナーさんから人気の用紙ですね。

「Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)を使って作成したオリジナルデザインの名刺を綺麗な用紙で印刷したい」という方は、アラベールで印刷してみましょう。

 

ケナフ

ケナフ

ケナフ紙は非木材紙の一つで、名刺作成サービスの中で取り入れるところは増えました。

地球温暖化にストップをかける植物を使って作られていますので、エコに貢献できます。

どんなデザインにもピッタリとマッチする用紙で、ケナフ紙にどのような特徴があるのか見ていきましょう。

  • 薄いクリーム色の用紙で名刺を渡した相手に優しい印象を与えられる
  • マット系の落ち着いた肌触りで営業マンの名刺としてもピッタリ
  • 木材に代わる資源(非木材原料)として注目を集めている

高級紙ではありませんので1枚当たりのコストは安く、料金を抑えて名刺を作成したい方におすすめです。

 

ハイブランカR

環境へと配慮したエコ用紙の一つがハイブランカRで、以下のような特徴を持っています。

  • 再生紙使用マーク(Rマーク)の表記が可能
  • コート紙と同じようにツルツルとした肌触りを得られる
  • 白色度が高くて様々なデザインで使用できる

名刺の作成だけではなくショップカードを作る際にもハイブランカRはピッタリで、ベタ塗りをしてもデザインが崩れるような心配はありません。

「一般紙」という用紙カテゴリに位置付けされますので、高級紙と比べて安い価格で作成できます。

 

バフン紙

バフン紙

「バフン紙」と聞き、「馬の糞を使って作られているのではないか?」と想像している方はいませんか?

しかし、藁や絹を原料とした用紙ですので馬は特に関係性がなく、繊維が入ったナチュラルな風合いをかもし出しています。

「真っ白」「ツルツル」という用紙とは大きく異なり、ザラついた独自のテクスチャーで落ち着いた印象を与えてくれるのです。

名刺のデザインを際立たせたい人にはあまり適さないかもしれませんが、モダンなテンプレートで名刺を作成したい方や老舗企業に勤めている方にマッチしています。

 

半透明フィルム

通常の紙素材ではなく、変わった名刺を作成したいと考えている方には半透明フィルムが適しています。

限られた名刺作成サービスで半透明フィルムの素材で印刷可能で、どのようなメリットがあるのかまとめてみました。

  • 耐水性や耐久性が抜群で万が一濡れても問題ない
  • コシの強い風合いでしなやかな弾力を持っている
  • 表面が艶やかになるので光沢感をアップさせられる
  • 裏側まで透ける素材なので上品な印象を与えられる

特殊な用紙ですので名刺1枚当たりのコストは高くなりますが、見た目のインパクトを強めるためには半透明フィルムが最適です。

※半透明の用紙を使って名刺を作成できるサービスは、こちらのページで紹介しています。

 

半透明の名刺を作成

 

名刺用紙の厚さは決められているの?

名刺用紙の厚さ

名刺用紙の厚さは厳密には決められていませんので、作成する個人の自由です。

コピー用紙のようにあまりにもペラペラのものは名刺としては適していませんが、ある程度の厚みがあれば何でも問題はありません。

自宅でプリンタを使って印刷する際に限らず、現在では名刺作成サービスを利用する際も複数の種類から用紙の厚さを選べるようになりました。

 

用紙の厚さでイメージが変わる?

知っているようで知らないかもしれませんが、名刺は用紙の厚さによって相手に与えるイメージが異なります。

そのため、名刺の中に記載する情報や全体的なデザインだけではなく、「どの厚さの用紙が自分に合っているのか?」という点も考えないといけません。

そこで、用紙の厚さでどのようなイメージや仕上がりになるのか、「0.2mm以下の薄口」と「0.25mm以上の厚口・0.3mm以上の特厚口」で見ていきましょう。

<0.2mm以下の薄口>
近年ではトレーシングペーパーや特殊な用紙が登場している
軽くて大量に持ち運んでいてもかさばらない
耐久性が低いので直ぐに破れてしまう
軽薄感に繋がる

 

<0.25mm以上の厚口・0.3mm以上の特厚口>
相手に対して信頼感や重厚感といったイメージを与える
耐久性に優れているので折り目がつくような心配がない
厚みが加わるので大量に持っているとかさばる
1枚当たりの価格が高くてコストパフォーマンスが悪い

「0.2mm以下の薄口の名刺は大量に持ち運んでもかさばらない」「0.25mm以上の厚口・0.3mm以上の特厚口の名刺は重厚感を与えられる」と、用紙の厚さでメリットは違います。

「○○を使って作成しなければならない」という決まりはありませんので、自分の好きな用紙を使って印刷すべきですね。

それでも、薄口はスタイリッシュさを活かして広告やWeb系の職業、厚口や特厚口は弁護士や行政書士など豊富な知識や信頼感が問われるような職業におすすめという目安がありますので、名刺用紙を選ぶ際の参考にしてみてください。

※弁護士の名刺作成で押さえておきたいポイントは、こちらのページで解説しています。

 

弁護士の名刺作成

 

名刺用紙が売ってるところは?

名刺用紙の販売店

名刺用紙が売ってるところは以下のように様々で、専門の印刷会社に依頼するのではなく自宅でプリントアウトしようと考えている方はチェックしておくべきです。

実店舗とネット通販の両方を合わせると、次の5つの販売店で名刺の用紙を購入できます。

  • ダイソーなどの100円均一
  • ヨドバシカメラ
  • ヤマダ電機
  • ビックカメラ
  • Amazonや楽天市場などの通販サイト

※100円均一ショップで販売されている名刺の用紙は、こちらのページで詳しくまとめました。

 

100円均一で名刺を作成できる?

 

これらのショップを利用して名刺用紙を購入し、イラストレーターなどで作ったデータとプリンタさえあれば自宅でオリジナルの名刺を作成できます。

販売場所によって異なりますが、A-one(エーワン)やコクヨといった誰でも一度は聞いたことのあるメーカーから製造されていますし、「薄口タイプ」や「厚口タイプ」など多種多様なのが特徴です。

また、「10枚入り」「100枚入り」と作成できる名刺の数には違いがありますので、用途に応じて購入する用紙を決めましょう。

ただし、どの場所で名刺用紙を購入するにしても、インクジェットプリンタ用やレーザープリンタ用などお持ちの印刷機に対応しているのか事前に確認しておいてください。

 

名刺の作成に適したクリアカットタイプの用紙

クリアカットタイプの用紙

名刺を自宅で作成するに当たり、クリアカットタイプの用紙が非常に適しています。

通常の用紙を使ってプリンタで印刷する場合、プリントアウトされた後に名刺サイズにカットしないといけません。

その点、クリアカットタイプの用紙であればカッターや名刺裁断機を使わなくてもカットできるのに加えて、ミシン目がなくエッジがキレイに仕上がりますよ。

  • 名刺を印刷するだけであればまだしもカットするのが面倒
  • カッターと定規を使ってカットすると斜めになってしまう
  • 専用の名刺裁断機を購入する費用が勿体無い

上記のような方に適した用紙で、切り分ける手間がないタイプの製品は現在では増えました。

裁断機を持っていない人は、クリアカットタイプの用紙に印刷して名刺を作成してみてください。

 

クリアカットタイプのおすすめ用紙は?

クリアカットタイプの用紙の中でも、インターネット通販で購入できるおすすめの製品を以下ではいくつか挙げてみたのでチェックしておきましょう。

  • インクジェットプリンタ専用の「なっとく名刺(厚口クリアカットホワイト)」
  • 両面印刷にも適した「カラーレーザー&カラーコピー用名刺カード」
  • 文字やイラストの印刷に最適なELECOMの「マルチプリント紙 クリアカット」
  • ツヤを抑えて落ち着いた仕上がりが得られる「なっとく。名刺クリアカット」
  • 印刷も縁の仕上がりも美しいコクヨの「インクジェット名刺用紙厚口アイボリー」

これらの用紙は実店舗だけではなく、Amazonを中心とするネット通販で購入できます。

※Amazonの用紙で名刺を作成したい方は、こちらのページをご覧になってください。

 

Amazonの用紙で名刺の作成

 

画像編集ソフトを使って名刺のデータを作成し、用紙をプリンタにセットして印刷するだけでオリジナルの名刺の出来上がりです。

  • 印刷会社に依頼すると100枚単位になるから10枚程度で十分
  • 自分でソフトを使って作成した名刺で勝負したい
  • あれこれと試行錯誤して名刺を作るのが楽しい

上記に該当する方は、名刺作成ソフトとプリンタの両方を使って自作で仕上げてみてください。

 

名刺の作成で無料の用紙はある?

自分で名刺を作成するに当たり、無料の用紙があるのかどうか疑問を抱えている方は少なくありません。

ラベル屋さんやWord(ワード)など無料で使えるソフトはありますが、用紙に関しては別途で料金を支払う必要がありますね。

ラベル屋さんに関しては無料でソフトが提供されている代わりに、エーワンの用紙を購入して名刺を作成できる仕組みです。

以下のページではラベル屋さんを使った名刺の作成方法についてまとめていますので、自作の名刺が欲しい方はチェックしておきましょう。

 

A-one(エーワン)のラベル屋さんを使った名刺作成

 

まとめ

名刺を作成する用紙と一口に言っても、あらゆる種類があることがおわかり頂けたのではないでしょうか。

上質紙やコート紙などの通常紙に加えて、特殊紙や高級紙で名刺を作成することもできます。

用紙の選び方一つで名刺の見た目のデザインが大きく変わってきますので、自分のイメージに合う用紙を使って印刷してみてください。

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