Canon(キャノン)やEPSON(エプソン)で名刺作成!プリンタの違いは?
公開日:2016年8月4日
目次
名刺の作成や印刷に必要なCanon(キャノン)・EPSON(エプソン)のプリンタ
自宅で名刺を作成するに当たり、パソコンとプリンタは欠かせない機器です。
パソコンとプリンタを使い、どのような流れで名刺を作成するのか見ていきましょう。
- パソコンで無料ソフトを使って名刺のデータを作成する
- 量販店や通販で専用の用紙を購入する
- 自宅のプリンタに用紙をセットして印刷する
- 名刺の大きさにカットして完了
印刷機器を販売している有名なメーカーとしては、Canon(キャノン)やEPSON(エプソン)が代表的ですね。
性能の悪いプリンタを使って名刺を作成すると、印刷のズレが起こりやすいので注意しないといけません。
以下では、Canon(キャノン)やEPSON(エプソン)のプリンタの違いをまとめていますので、自宅で名刺を印刷して作成する予定の方は目を通しておきましょう。
インクの種類が異なる
2015年のニューモデルとして、Canon(キャノン)からは印刷速度が速いフラグシップモデルの「PIXUS MG7730」、EPSON(エプソン)からは写真の印刷に適したミドルレンジモデルの「Colorio EP-808A」が登場しています。
多種多様なプリンタが製造されていますが、2つのメーカーを比べてみると使用できるインクの種類が異なるのです。
「インクの質なんて関係ないのでは?」とイメージしている方は多いものの、名刺の背景や文字を紙面にキレイに出力するに当たって欠かせませんよ。
プリンタには2種類のインクあり
そもそも、プリンタには顔料インクと染料インクの2種類があります。
それぞれのインクにどのようなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。
<顔料インク>
・文字を印刷するのに最適なので名刺の作成におすすめ
・文字が滲まずにクッキリと印字される
・イラストを印刷するとツブツブが見える
・インクが固まりやすいので詰まることが多い
<染料インク>
・写真印刷に適しているのでイラストが多い名刺の作成におすすめ
・発色が綺麗で滑らかなグラデーションが特徴
・染み込むタイプなので文字を印刷すると滲みやすい
・普通紙や上質紙を使用すると色が薄く出る
それぞれ一長一短ですので、プリンタの使用目的によってインクの種類を選択しないといけません。
機種による違い
顔料インクでも染料インクでも、Canon(キャノン)やEPSON(エプソン)のプリンタはどちらでも使用できます。
しかし、機種によってEPSON(エプソン)は「顔料インクだけ」「染料インクだけ」と決められているのに対して、Canon(キャノン)の製品はどの機種でも全機種顔料黒インク搭載です。
例えば、文章や年賀状の印刷目的でプリンタを使うのにも関わらず、知名度だけで染料インクのみのEPSON(エプソン)のプリンタを購入すると、文字が滲んで上手く印刷できないことがあります。
印刷物の種類で適したインクには違いがありますので、プリンタを購入する際は下記の点を目安にしてみましょう。
- 文字だけの名刺を作成する⇒顔料インクを使ったEPSON(エプソン)の機種
- 写真やイラストを使った名刺を作成する⇒Canon(キャノン)の機種
- 名刺ではなく写真印刷しかしない⇒染料インクのEPSON(エプソン)orCanon(キャノン)
量販店やネット通販で本体を購入する前に、自分の使用目的を今一度見直してみてください。
消費電力が異なる
名刺を作成する上ではあまり重要なポイントではありませんが、Canon(キャノン)とEPSON(エプソン)とでは消費電力が異なります。
消費電力の種類は次の3つです。
- 待機状態から瞬間的にコピーや印刷を行う時に使用する「最大電力」
- コピーや印刷など継続的に電気を使っている状態の「動作時平均電力」
- スリープやスタンバイ状態で消費している「待機時電力」
2015年の最新機種で比較してみると、Canon(キャノン)の「PIXUS MG7730」は15W、EPSON(エプソン)の「Colorio EP-808A」は17Wです。
印刷機器をビジネスで使う方にとってはコストはとても大事ですので、消費電力で比較すればCanon(キャノン)に分がありますよ。
しかし、インクの変更によって料金が少々高くなっているため、色の安定と豊かな表現力が実現された代償です。
EPSON(エプソン)の「Colorio EP-808A」に良い部分がないわけではなく、スマホやタブレットのアプリを使って印刷できるようになりました。
プリント選びで失敗しないためにも、利用目的やコストなど総合的に比較して購入する機種を決めるべきです。
どちらのメーカーのプリンタでも名刺を作成する際は印刷後のカットが必要
Canon(キャノン)でもEPSON(エプソン)でも、自宅で名刺を作成する際はプリンタで印刷した後にカットをしないといけません。
枚数が多ければ多いほど定規やカッターでカットするのが難しいため、裁断機や電動名刺カッターが必要です。
もしゼロから自宅で名刺を作成するのであれば、次の3つのアイテムを集める必要があります。
- プリンタ本体
- 名刺用紙
- 裁断機or電動名刺カッター
パソコンしか持っていない状態から名刺を作成するとなると、意外と高額な費用がかかるのです。
ビジネスで名刺の使用頻度が高くて頻繁に印刷するのであればまだしも、1年間で数回程度しか使わないのであれば新しくプリンタを購入するのは勿体無いでしょう。
Canon(キャノン)もEPSON(エプソン)も旧モデルならば1万円以下の価格で買えますが、自作の名刺ではなく専門のサービスや印刷会社に依頼するのは選択肢の一つですね。
名刺をカットする手間も省けますので、インターネットで自分の要望に合った名刺を作成できるサービスを探してみてはいかがでしょうか。
当サイトでは、選べるデザインの種類が豊富で尚且つ料金の安い名刺印刷のプリスタ。を紹介しています。
「オンライン上でテンプレートを選ぶ」⇒「そのまま自分で作成する」⇒「欲しい枚数だけ注文する」といった流れで作成できますので、是非一度プリスタ。を利用してみてください。
まとめ
自分で名刺を作成するには、Canon(キャノン)やEPSON(エプソン)といったメーカーのプリンタが必要です。
インクの種類や消費電力に違いがありますので、用途に合わせて機種を選ばないといけません。
しかし、Canon(キャノン)やEPSON(エプソン)のプリンタを購入するのは勿体ないので、専門の印刷会社に名刺の作成を依頼してみてください。