個人事業主やフリーランスの名刺作成で押さえておきたい6つのコツとおすすめのサービス3選!
公開日:2016年10月24日
目次
個人事業主やフリーランスが名刺を作成すべき4つの理由!
独立や起業して個人事業主やフリーランスになり、「名刺を作成した方が良いの?」という疑問を抱えている方は少なくありません。
会社勤めの人は会社から名刺が支給されますが、個人事業主やフリーランスは自分で用意する必要あり!
まず最初に、個人事業主やフリーランスが名刺を作成すべき4つの理由について見ていきましょう。
- 挨拶から始まるビジネスで自分の身分を伝えるために役立つ
- ビジネスコミュニケーションに不可欠な名刺を持っていないだけで失礼に値する
- 電話番号やメールアドレスなど必要な連絡先を相手に教えられる
- 法人と比べて個人事業主は信用度が低いため、しっかりしたデザインの名刺があれば相手の印象が良くなる
名刺は自分自身のプロモーションツールですので、ビジネスや仕事において必須アイテムです。
ブランディングツールとしてホームページやチラシを作る作業も必要ですが、個人事業主やフリーランスにとって自分が何者なのか証明する名刺は欠かせません。
取り引き先が1件しかない下請け仕事専門の会社や遠洋マグロ漁船に乗っている人でない限り、名刺は様々なシチュエーションで役立ちますよ。
名刺の作成自体はとても簡単ですし、今ならネット通販の印刷会社に依頼して数日間で入手できますので、個人事業主やフリーランスも忘れずにきちんと作成してください。
個人事業主やフリーランスの名刺を作成する上で押さえておきたい6つコツ!
これから独立する個人事業主やフリーランスで、「どんなデザインの名刺を作成すれば良いの」「どんな内容を名刺に記載すれば良いの?」と疑問を抱えている方はいませんか?
そこで、ここでは個人事業主やフリーランスの名刺作成で押さえておきたい6つのコツをまとめてみました。
名刺の見た目や出来栄えによって今後のビジネスへの影響が変わることも十分にあり得ますので、細部まで拘って作成するのは大事ですね。
独立して初めて名刺を作る個人事業主やフリーランスは一度目を通しておきましょう。
1:名刺の中に載せる内容や情報を考える!
- 個人事業主でいう会社名に値する屋号名
- 自分の本名(ペンネームを載せるのも選択肢の一つ)
- 電話番号やFAX番号などの連絡先(携帯電話と区別すべき)
- メールアドレス(G-mailやYahooメールなどフリーのメアドは社会的な信用が得られにくい)
- ホームページやSNSなどの情報(ビジネスと関係しているのであればTwitterやFacebookも積極的に投稿すべき)
- 事業と深く関係するキャッチコピーやキャッチフレーズ
- 自分のプロフィールや今までの経歴
- ビジネスと結びつくような資格
個人事業主やフリーランスに限った話ではないものの、まず最初に名刺の中に載せる内容や情報を考える必要があります。
個人事業主やフリーランスの場合は会社に所属しているサラリーマンとは記載する内容が少々変わりますが、上記の8つの項目さえ入っていればOK!
正解不正解は特にないものの、載せる情報が多ければ多いほど名刺をもらった相手はあなたのことを理解してくれます。
しかし、個人事業主やフリーランスは特に自分から動いて仕事を獲得する必要がありますので、セールストークをする魅力のある名刺を作成すべきです。
そのためには名前や連絡先などのありきたりな情報だけではなく、キャッチコピーやプロフィール情報などを名刺に載せて、「この人に仕事を依頼したい」と思わせる努力をしてみてください。
連絡先のメールアドレスはG-mailやYahooメールなどのフリーメールだと信用力に欠けますので、個人事業主やフリーランスはできる限り独自ドメインのアドレスを取得しましょう。
2:自分が何をしているのか分かりやすく伝える!
大手の企業とは異なり、個人事業主は何をしている人なのか仕事内容を連想しにくいですよね。
そのため、名刺を作成するに当たって事業内容を直ぐに理解してもらえるのかどうかを意識しないといけません。
自分が何をしているのか名刺で分かりやすく相手に伝えるために、押さえておきたい点をいくつか挙げてみました。
- 仕事内容や業務内容と直結する肩書きを設定する
- 自分が取得している資格の一覧を表記する
- 事業に関する簡単なポートフォリオを載せる
- 業種や職種と関係しているロゴを余白に掲載する
91㎜×55㎜と小さなサイズの名刺1つでも自分の仕事がどういったものなのか伝える方法はたくさんありますので、なるべく工夫を凝らして作成するのがポイントです。
中でも、「この人になら仕事を依頼しても大丈夫だろう」と思わせるために、自分が持っている資格の種類と説明は忘れずに名刺の中に記載しましょう。
次の5つの資格は、独立や起業で大いに役立ちます。
独立や起業で役立つ資格! | |
---|---|
ファイナンシャルプランナー | 経営に必要な財務管理や税務の知識を持つお金のプロ |
簿記検定 | 財務諸表を読む知識で事業の現状をしっかりと把握できる |
中小企業診断士 | 中小企業が健全に経営できているのか診断やアドバイスができる人 |
ITパスポート | 情報セキュリティやデータベースのスペシャリスト |
行政書士 | 書類作成の専門家で、官公庁に提出する書類の作成や提出の代行を行う |
まだ資格を持っていない個人事業主やフリーランスは、自分の事業や目標に合わせて何を取得すべきなのか考えてみてください。
3:自宅の住所ではなくバーチャルオフィスの情報を載せる!
個人事業主やフリーランスなど個人で働く方が名刺を作成するに当たり、「住所を載せるべきなのか?」という悩みを抱えやすいようです。
法人とは違ってオフィスを持たずに自宅で仕事をしている方が多いため、「自宅の住所を載せるのはちょっと…」と女性であれば不安になってしまいますよね。
だからといって住所が名刺の中に入っていないと、次のデメリットがありますので注意しないといけません。
- 怪しい事業なのではないかと信用力の低下に繋がる
- 住所が記載されていないことに相手が違和感を抱く可能性が高い
もちろん、不用意に自宅の住所を記載すると、留守を狙った空き巣やグーグルマップのストリートビューで確認されるといった弊害がありますので、律儀に全ての情報を名刺で晒す必要なし!
※名刺の中に住所を載せるべきなのかどうかはこちらのページでも解説しています。
しかし、個人事業主やフリーランスにとっては信用力が最も大事ですので、自宅の住所の代わりにバーチャルオフィスを名刺に載せましょう。
高額な費用を支払って事務所やオフィスを借りるのではなく、月々の利用料を支払って住所や電話番号をレンタルするシステムとしてバーチャルオフィスは注目を集めています。
ここでは、個人事業主やフリーランスにおすすめのバーチャルオフィスをいくつか挙げてみました。
個人事業主やフリーランスにおすすめのバーチャルオフィス | |
---|---|
Karigo | 北海道から沖縄まで全国で35店舗に展開している |
リージャス(Regus) | 拠点数が多くステータスのアップにも繋がる |
FARO | インターネットビジネスを営むSOHOにおすすめのサービス |
どのバーチャルオフィスも月額の利用料金は数千円と非常に安いですし、レンタルした住所を名刺の中に載せて作成するだけですので、信用を確保する目的で住所貸しサービスを利用してみましょう。
4:相手の記憶に残る肩書きを設定してアピールする!
名刺交換をしても、相手が自分のことを覚えてくれなければ意味がありません。
そのため、ただありきたりな情報を名刺の中に載せて作成するのではなく、相手の記憶に残るような肩書きを載せてアピールするのがコツです。
名刺を受け取った人の多くは名前ではなく、その人の肩書きに目を通している傾向があります。
確かに、肩書きはどんな業務に携わっていてどういったポジションにあるのか明確に判断できますので、個人事業主やフリーランスも設定して名刺に載せるべきですよ。
具体的に個人事業主やフリーランスがどのような肩書きを設定すべきなのか目安を見ていきましょう。
- 皆さんを笑顔にするカメラマン
- 歌って踊れるWEBライター
- あなたの笑顔を引き出すフリーカメラマン
- 小顔ストレッチ考案のエステティシャン
- あなたのタックスプランニングをお手伝いするファイナンシャルプランナー
- ソーシャルメディア専門のWEBメディアライター
自分の職種を肩書きにするのが基本で、フリーで仕事をしていても職種を名刺の中に記載していれば相手の記憶に残りやすくなります。
職業名だけを記載していてもインパクトに欠けますので、ユニークさを加えてみるのもポイント!
「何をやっているのかパっと見て分かる」「仕事を通して何を提供できるのか伝わる」といった点に着目して名刺を作成すれば、相手に自分を印象付けることができるでしょう。
5:名刺のデザインで個性を出してインパクトを与える!
名刺は自分を表現してくれるツールで、この点に関しては会社員でもフリーランスでも全く一緒です。
そこで、名刺で自分をアピールしたいのであれば、デザインで個性を出しましょう。
名刺の中に記載する内容が決まった後は、全体的なデザインを考えないといけません。
一般的なサイズは55mm×91mmですが、見た目は選ぶテンプレートの種類によって変わります。
名刺交換の際に最初に飛び込むのがイメージ要素で、文字だけのシンプルな名刺よりも凝ったデザインで作成していれば、「素敵ですね」「かっこいいですね」「おしゃれですね」とコミュニケーションを取って相手とより親密な関係になれるのです。
職種によって変わりますが、個人事業主やフリーランスがどのようなデザインの名刺を作成すれば良いのか例を見ていきましょう。
- 仕事のイメージや自分らしさを出せるカラーを使う
- 顔写真や似顔絵を余白部分に挿入する
- ロゴマークを挿入する(業者に依頼して作成できる)
- 花や自然をモチーフとする写真を起用する
名前や屋号名、連絡先が載っていれば最低限の名刺の役割を果たしますが、写真やイラストには敵いません。
文字情報よりもビジュアルやグラフィックといったイメージ要素の方が人の記憶に残りやすいと認知心理学の実験で証明されていますので、名刺の作成ではデザインを慎重に決めるべきです。
ただ派手な名刺を作成すれば良いという単純な話ではないので難しいのですが、フルカラーに拘ったり文字やロゴを盛り上がらせるエンボス加工を施したりと工夫してみてください。
※エンボス加工で名刺を作成するメリットやおすすめの印刷会社は下記のページで紹介しています。
6:オリジナルのロゴを作成して名刺の中に載せる!
上記の項目でも軽く説明しましたが、個人事業主やフリーランスも大企業と同じようにロゴを作成して名刺の中に載せましょう。
個人事業主が自分のロゴマークを作るべき理由は次の3つ!
- 事業内容の良し悪しに関わらず、自分の認知度がアップする
- ロゴマークと一緒に自分の顔を相手に覚えてもらえる
- ターゲット顧客にうまくアピールができる
名刺の全体的なデザインに拘るだけではなく、余白部分にロゴマークを載せていればインパクトはアップします。
ロゴマーク入りの名刺を作成したい個人事業主やフリーランスは、こちらのページに目を通しておいてください。
個人事業主やフリーランスの名刺を作成できるおすすめのサービス3選!
横にスクロールできます。
印刷会社 | 名刺印刷のプリスタ。 | デザイン名刺.net | デザイナー名刺専門店 |
---|---|---|---|
100枚の名刺料金 | 190円~ | 1,150円~ | 4,950円~ |
印刷用紙の種類 | 50種類以上 | 23種類 | 4種類 |
テンプレートの数 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
上記の3つの印刷会社は、個人事業主やフリーランスの名刺作成にピッタリのサービスです。
デザイナーさんであればオリジナルの名刺を作って勝負したいと考えるかもしれませんが、デザインの素人ではIllustrator(イラストレーター)などのソフトを使って名刺を自作するのは難しいでしょう。
名刺の作成に時間がかかって事業に精が出せなければ意味がありませんので、プロの印刷会社に依頼してみてください。
1位:名刺印刷のプリスタ。
ネット印刷のプリスタ。は、個人事業主やフリーランス必見の名刺作成サービスです。
600種類を超えるデザインから選んで名刺を作成できますので、あらゆる事業に取り組む方に向いていますよ。
以下では、名刺印刷のプリスタ。で取り扱っている個人事業主向けの名刺テンプレートをいくつか挙げてみました。
IT関係の仕事をしている方におすすめの名刺デザイン
飲食店を経営している人におすすめの名刺デザイン
農園や農家を経営している人におすすめの名刺デザイン
ナイトビジネスをしている人におすすめの名刺デザイン
シンプルな名刺のテンプレートからゴージャスなデザインまで、幅広いテンプレートが用意されています。
どのデザインを使っても、カラー印刷なら100枚で430円~と格安です。
名刺を作ろうと考えている個人事業主はフリーランスは、名刺印刷のプリスタ。に依頼してみてください。
2位:デザイン名刺.net
デザイン名刺.netはママ名刺やペット名刺など、様々なジャンルの名刺を作成できるネット通販のサービス!
個人事業主向けの名刺デザインも豊富に用意されていますので、自分の好きなテンプレートを使って名刺を作成できます。
デザイン名刺.netの「ビジネス・企業向け」のカテゴリーでは、次の名刺のデザインテンプレートがヒットしました。
デザイン名刺.netのデザインの種類は、同じネット通販のプリスタ。に負けていません。
印刷用紙の種類も豊富ですので、デザイン名刺.netでビジネスで使う素敵な名刺を作ってみてください。
3位:デザイナーがつくるデザイナー名刺専門店
少し拘りのあるデザインで名刺を作成したい個人事業主やフリーランスには、デザイナーがつくるデザイナー名刺専門店がおすすめです。
デザイナーがつくるデザイナー名刺専門店はサービス名の通り、プロのデザイナーが作成したデザインで名刺を作ることができます。
以下では、デザイナーがつくるデザイナー名刺専門店の強みやメリットをいくつか挙げてみました。
- 200種類を超える素敵なデザインテンプレートから選んで名刺を作成できる
- 高級紙や特殊紙を使って見た目のインパクトをアップできる
- 複数種類の書体(フォント)から自分に合うものを選べる
名刺作成の料金は100枚で4,950円~と高い代わりに、デザイナーがつくるデザイナー名刺専門店のクオリティはトップクラス!
個人事業主やフリーランスに合うデザインも多いので、詳細はデザイナーがつくるデザイナー名刺専門店の公式サイトで確認してみてください。
まとめ
以上のように、個人事業主やフリーランスの事業の成功失敗を決めるほど重要なのが名刺です。
名刺の出来栄えによっては相手に強いインパクトを残せますので、名刺交換で自分のことを覚えてもらえますよ。
「名刺の中に入れる情報や項目を考える」「全体的なデザインを考える」「ロゴや資格を入れてアピールする」といった点に気を配れば、素敵なフリーランス名刺を手に入れられるでしょう。
印刷会社の選び方で迷っている個人事業主は、「名刺印刷のプリスタ。」「デザイン名刺.net」「デザイナーがつくるデザイナー名刺専門店」から選んでみてください。