名刺は1枚から作成できる?単価は高くなる?
公開日:2016年8月11日
目次
専門サービスを使って1枚から名刺を作成できる?
名刺を作成するに当たり、現在では専門のサービスや印刷会社を利用する方が増えました。
データ入稿したりテンプレートを選んだりしてオンライン上で作成し、印刷からカットまで全て行ってくれますので非常に便利ですね。
しかし、残念ながら1枚の名刺を作成したり印刷したりすることはできません。
多くの名刺作成サービスでは、次のような料金設定になっています。
- 20枚で○○○円
- 40枚で○○○円
- 100枚で○○○円
1枚の名刺を売ったところで利益は全くありませんので、50枚や100枚をまとめて販売するのは当然です。
基本的には1箱100枚というセットで作成する形ですので、枚数を1,000枚以上に増やすことができても数枚だけ注文するのは難しいと心得ておきましょう。
とは言え、ビジネスで使うにしてもプライベートで活用するにしても、1枚だけ名刺があっても仕方ありません。
複数人に配るのが名刺の役割ですし、100枚で数百円(1枚あたりの単価はわずか数円)で作成できる印刷サービスが現在では増えていますので、金銭的な負担なく手に入れることができますよ。
注文する枚数が多ければ多いほど1枚当たりの単価は安くなりますので、まとめて名刺の印刷を依頼してみてください。
20枚から名刺を作成できるのがライオン名刺
1枚だけ名刺を作成するのは不可能でも、ライオン名刺は20枚という小ロットの注文に対応しています。
ライオン名刺は最新のオンデマンド印刷機を取り入れた印刷会社で、従来のオフセット印刷よりも低価格でスピーディーに20枚から作成できるのです。
どのような人にライオン名刺が向いているのかいくつか見ていきましょう。
- 名刺を使う頻度が少ないから100枚も必要ない
- なるべく低予算で名刺を作成したい
少量の名刺の注文ができるだけではなく、マットコート紙やミラーコート紙など個人の好みに合わせた用紙を使って印刷できるのも魅力の一つです。
※10枚や20枚など少量の名刺を作成できるサービスは、こちらのページでも紹介しています。
以下のページではライオン名刺の詳しい特徴や利用者の評判を紹介していますので、参考にしてみてください。
少数の名刺作成が可能なクオーレ
クオーレも少数の名刺の印刷が可能な名刺作成サービスです。
基本的に25枚単位と50枚単位での注文ですが、お客様の要望に合わせて10枚単位や20枚単位での作成にも応じてくれます。
以下では、クオーレで設定されている名刺作成の料金をまとめてみました。
- 10枚は25枚単位の名刺印刷料金×0.8
- 20枚は25枚単位の名刺印刷料金×0.95
- 30枚は50枚単位の名刺印刷料金×0.9
- 40枚は50枚単位の名刺印刷料金×0.95
白黒のモノクロの名刺であれば、25枚で159円と格安です。
自宅で印刷すれば少数の名刺を作成できるものの、カットの作業をしなければなりません。
定規やカッターを使ってカットすると綺麗に作成できない場合が多いですし、クオーレのように小ロットに対応したサービスに依頼するのが適していますね。
他にもクオーレにはいくつもの特徴がありますので、名刺の作成を依頼する前に目を通しておきましょう。
- ショップカードやロゴマークの作成業務も実施されている
- マット紙やフォト光沢紙、メタリックヘアラインなど特殊紙で印刷できる
- 角丸Rカット加工や変形サイズカット加工など特殊な名刺を作成できる
- お手持ちの名刺をそのまま再現する「そっくりそのまんま名刺」が注文可能
1枚から名刺を作成することはできませんが、特殊紙や特殊加工でインパクトのある名刺に仕上げてくれるところが大きなメリットです。
注文枚数が少ないと1枚当たりの単価が高くなるのが注意点!
ライオン名刺にしてもクオーレにしても、少数の名刺を作成できるのはありがたいポイントかもしれません。
しかし、注文枚数が少ないと1枚当たりの単価が高くなりやすいのが注意点です。
どの名刺作成サービスでも印刷枚数が多ければ多いほど単価が安くなりますので、大量に注文するほどお得感が増します。
20枚を5回に分けて注文するよりも100枚の名刺の作成を一気に依頼した方が値段は安く、わけて注文すると毎回送料を負担しないといけません。
公務員の場合はビジネスで名刺交換をする頻度が少ないと予想できますが、10枚だけ持っていてもすぐになくなる可能性があります。
※公務員の名刺作成で押さえておきたいコツは、こちらのページをご覧になってください。
そのため、個人の職業に関わらず100枚くらいの名刺を作成しておいても損はないでしょう。
1枚当たりの単価を安く済ませて名刺をゲットするためにも、ある程度の枚数を注文してみてください。
オンライン上で名刺を作成してそのまま印刷を依頼できるプリスタ。では、プランに応じて次の料金設定になっています。
料金プラン | 片面モノクロ名刺 | 両面モノクロ名刺 | 片面カラー名刺 | 両面カラー名刺 |
---|---|---|---|---|
ライトプラン | 100枚で190円~ | 100枚で340円~ | 100枚で430円~ | 100枚で590円~ |
スタンダードプラン | 100枚で490円~ | 100枚で720円~ | 100枚で720円~ | 100枚で1,260円~ |
スタンダードバリュー | 100枚で590円~ | 100枚で820円~ | 100枚で820円~ | 100枚で1,360円~ |
スタンダードプロ | 100枚で790円~ | 100枚で1,020円~ | 100枚で1,020円~ | 100枚で1,560円~ |
プレミアム | 100枚で1,090円~ | 100枚で1,320円~ | 100枚で1,320円~ | 100枚で1,860円~ |
デラックス | 100枚で1,360円~ | 100枚で1,620円~ | 100枚で1,620円~ | 100枚で2,160円~ |
一般紙で名刺を作りたい方はライトプラン、高級紙で印刷したいならプレミアムやデラックスを選びましょう。
自宅の印刷機は1枚から名刺を作成できるの?
自宅の印刷機を使用する場合も、1枚から名刺を作成するのは難しくなっています。
「パソコンを使って名刺のデータを作成する」⇒「名刺用の用紙を量販店や通販で購入する」⇒「プリンタを使って印刷してカットする」という手順で自宅で作成でき、オリジナリティを出したいデザイナーさんは自分で作成しているのではないでしょうか。
しかし、名刺用紙は1枚単位ではなく「10枚セット」「12枚セット」として販売されていることが多くなっています。
A-one(エーワン)やコクヨなど様々なメーカーから名刺用紙が販売されていますので、自宅で作成する場合は紙質や厚さで比較して選んでみてください。
※A-one(エーワン)から販売されている名刺用紙については、こちらのページで解説しています。
まとめ
以上のように、自作でも専門の印刷会社でも、1枚から名刺を作成することはできません。
小ロットの印刷に対応しているサービスはありますが、基本的には50枚や100枚単位ですね。
注文枚数が少ないと名刺1枚当たりの単価が高くなりやすいので、なるべくまとめて注文してみてください。