PDFファイルのデータを入稿して名刺を作成できるサービス!押さえておきたい注意点は?
公開日:2018年4月29日
PDFファイルのデータを入稿して名刺を作成するメリット
PDFファイルとは「Portable Document Format」の略称で、私たちは普段の生活で何気なく使っています。
PDFはAdobe社が開発した電子文書のファイル形式を指し、次の4つが大きな特徴です。
- フォントや画像などの情報が含まれている
- アプリケーションファイルよりも容量が小さくて取り扱いやすい
- Adobe Readerがあればパソコンの環境に左右されずに閲覧できる
- パスワードの設定やテキストのコピー防止などの機能が備わっている
このPDFファイルは、名刺を作成する際のデータとしても利用されていますね。
印刷会社に名刺の作成や印刷を依頼する際に、「PDFファイルでのデータ入稿をお願いします」と言われたことのある方は多いのではないでしょうか。
以下ではPDFファイルのデータを入稿して名刺を作成するメリットをいくつか挙げてみました。
- Illustrator(イラストレーター)などのソフトを使って自由に名刺を作成できる
- 既存のテンプレートをアレンジしてオリジナリティを出すことができる
- 印刷会社によってはWEB上でデータのチェックが可能
印刷会社から提供されているデザインテンプレートを使うのではなく、自分でデータを作成して印刷やカットだけ依頼するのは選択肢の一つですよ。
自宅でプリンタを使って名刺を印刷すると、「ズレが生じる」「インクがにじむ」といったトラブルが引き起こされやすいため、専門の印刷会社に依頼してみてください。
※自宅でインクジェットプリンタで名刺を作成する際に押さえておきたいポイントは、こちらのページで解説しています。
PDFファイルのデータを入稿して名刺を作成できる代表的なサービス
基本的にどの印刷会社やサービスを利用しても、PDFファイルのデータ入稿に対応しています。
自分で作成した完全なデータを入稿し、その通りに印刷して自宅に届けてくれる仕組みです。
数多くのサービスの中でも代表的なのが名刺印刷のプリスタ。で、他の印刷会社と違った魅力や強みを見ていきましょう。
- 自分で編集したデザインをPDFで確認できる機能が備わっている
- オリジナルの画像やイラストを使って名刺を作成できる
- 100枚のフルカラー名刺の作成でかかる料金は430円~と安い
- 規定の日時までの注文で最短即日発送してくれる
PDFファイルやIllustratorのデータを入稿し、名刺の印刷を格安の料金で依頼できますよ。
もちろん、既存のテンプレートに個人情報を当てはめて名刺を作成するのもOKです。
あらゆる要望に応えてくれるネット印刷ですので、是非一度プリスタ。を利用してみてください。
PDFの完全データを作成する際に押さえておきたい注意点
PDFの完全データで名刺を作成するに当たり、何かしらの不備があると次のトラブルの原因になります。
- 上手く印刷できない
- 届くまでの納期が遅れる
- データの再提出を求められる
データ入稿で印刷の工程に移ることができない場合は、自分で作成したデータに問題があると考えた方が良いですね。
「印刷不良に繋がる⇒希望のデザインの名刺に仕上がらない」「納期が遅れる⇒期日までに名刺の作成が間に合わない」といったトラブルを防ぐには、完全なPDFファイルのデータを入稿する必要があります。
以下ではPDFの完全データを作成する際に押さえておきたい注意点を挙げていますので、既存のテンプレートを使うのではなく自分でデータを作って印刷だけ依頼する予定の方は目を通しておきましょう。
- 注文サイズと入稿サイズに違いがあると印刷作業に進めない(55㎜×91㎜で名刺を注文する際は同じサイズで作成する)
- 仕上がりサイズから外側に3mm足した場所には文字やデザインを置かない(カットする際に裁ち落とされるのが理由)
- 文字化けを未然に防ぐためにPDFデータにフォントを埋め込む
- 文字自体をアウトライン化して正常に印刷作業に進めるようにする
入稿したPDFファイルに問題が発生していた場合、印刷会社からメールや電話で連絡が入ります。
不備があるまま名刺の作成に移ることはないものの、納期までの時間が長くなりますので注意しないといけません。
「今週中には名刺を仕上げておきたい」と考えている方は、完全データを入稿して印刷会社とのやり取りを少なくする工夫をしましょう。
※名刺を作成する際のデータ入稿については、こちらのページでも詳しく解説しています。
まとめ
以上のように、名刺の作成は印刷会社で既存のデザインテンプレートを選ぶだけが全てではありません。
自分でPDFファイルのデータを作成し、印刷会社に入稿して名刺を仕上げることもできますよ。
ただし、完全データを入稿しないと納期遅れや印刷不良の原因になりますので、PDFファイルのデータを作成する際は十分に気を付けてください。