名刺を切らすのはダメ?名刺交換における社会人の常識を徹底解説!
公開日:2016年8月3日
目次
名刺を持っていないのは社会人としてどう?
「社会人であれば名刺を持っているのが普通」とイメージしている方は多いのではないでしょうか。
確かに、自分が何者なのか証明するツールとして名刺は欠かせないアイテム!
1枚の名刺を持っていないだけでも、「この人は仕事を舐めているのでは?」「この人はやる気がないのでは?」と相手に思われる可能性がありますよ。
多くの会社では入社と同時に名刺が支給されますが、税理士や教員は配られないケースあり…。
※教員が名刺を作成しなくても良い理由はこちら!
そのため、まずは自分の仕事で名刺が必要なのかどうか考えることから始めましょう。
名刺を忘れたり切らしたりするのはNG!
内勤で外部の人間と会う機会が少なく、名刺を持っていないのであれば仕方ありません。
しかし、対外的な仕事をしていて事前に会社から支給されているのに関わらず、忘れたり切らしたりするのは社会人として常識外れだと思われますので注意すべきです。
取り引き先と会った時に名刺がないことに気付いた場合は、下記のように詫びるのが適しています。
- 名刺を忘れてしまいまして…⇒NG
- あいにく名刺を切らしてしまいました⇒許容範囲
このような事態を未然に防ぐために確認を怠らないのが大事ですが、人間ならば誰しもミスをすることはありますので、誠心誠意を込めて相手に謝りましょう。
名刺交換における社会人の常識を徹底解説!
名刺交換のマナーを把握しておくのは社会人の常識で、できる限り入社前までに身に付けておかないといけません。
「今まで知らなかった…」「上司から教わらなかった…」という方はいますが、正しい名刺交換のマナーができないと自分の評価が下がる原因になりますよ。
ビジネスに限らず第一印象は大事ですし、礼儀を重んじるのが日本文化だからこそ名刺交換のマナーは押さえておきたいポイントの一つ!
このページでは名刺交換における社会人の常識を詳しく解説していますので、「こんなこと知っているよ!」という方も再確認のために目を通しておきましょう。
名刺を切らさないように常に多めの枚数を持ち歩く
大事な商談で名刺を切らしてしまう事態を避けるために、普段から多めの枚数を持ち歩くように心掛けるのは社会人の常識です。
具体的に名刺に対してどのような意識を向けておけば良いのか見ていきましょう。
- 常に10枚以上の名刺はケースの中に入れておく
- 少なくなってきたら上司に相談する
- 営業に出発する前に名刺の枚数をチェックする
「名刺は社会人にとって重要なアイテム」と意識していれば、大事な場面で名刺を切らすという最悪の事態を防ぐことができます。
営業マンにとっては名刺は自分の身代わりになるツールですので、会社を出る前に名刺入れや名刺ケースの中に入っているのか確認してください。
名刺を自分から相手に渡す時のマナー
以下では、名刺交換で自分から相手に渡す時に心得ておきたいマナーや常識をまとめてみました。
- 机を挟んだり座ったりしたまま渡すのは失礼
- 立ち上がって対面する形で差し出す
- 訪問者である自分から名刺を差し出す(地位の低い者から渡すのが常識)
- 相手の名刺の高さよりも低い位置で差し出す
- 渡す時に社名や部署名、フルネームを名乗る
近年では同時に名刺交換をするケースが多いため、必ずしも目下の者から差し出さないといけないわけではありません。
同じタイミングでも特に問題はないものの、先に受け取ってしまった際は「申し遅れました」と一言添えてください。
名刺を相手から受け取る時のマナー
次に名刺を相手から受け取る時に、押さえておきたいマナーや常識を見ていきます。
- お互いに右手で名刺を差し出しながら左手で受け取る
- 受け取った際に「頂戴致します」「宜しくお願いします」と添える
- 相手の名前や会社名といった文字に手が触れないように余白部分を持つ
- 名前が難しい場合は後回しにしないで最初に伺っておく
名刺が会社から支給された後は会社の看板を背負っているのと同じですので、名刺を渡してから受け取るまでのスマートな手順を確認しておきましょう。
立ったまま名刺交換をする時はその場で受け取り、座っている時は一度立ち上がってから相手の名刺をもらうのがポイントです。
名刺を机に置く時のマナー
立ったまま名刺交換をした後に、机に座って商談をするケースは多々あります。
そこで、最後に名刺を机に置く時に押さえておきたい常識を以下ではまとめてみました。
- もらった名刺は直ぐにしまわずに机の見える部分に置く
- 複数人でやり取りする際は相手の座席順に並べて名前と顔を一致させる
- その場で名刺の余白部分にメモをするのはタブー
- 商談が始まったら笑顔を意識して豊かな表情で相手に好印象を与える
名刺を渡された後に名刺入れやポケットの中にしまうのは失礼で、自分の評価を下げる大きな原因になりますので気を付けてください。
名刺のデザインに常識はある?
どの職業でも名刺の作り方は明確に決められているわけではありませんし、記載する項目や全体的なデザインは自由です。
しかし、プライベートならばまだしもビジネスで名刺を使う以上、デザインにはいくつかの常識がありますので事前に目を通しておきましょう。
- 自分や会社のイメージに全く合わないような奇抜なデザインは避ける
- インパクトを強くするのが大事でもカラフルにすれば良いという単純な話ではない
- 読みにくさを回避するために5.5pt以下の文字サイズを使用しない
- 目線を誘導しやすくするために文字と文字の間に適度な余白を設ける
- 文字に色をつける際は客観的に読みにくくないかどうか確認する
どのような名刺を作成しようか考えるのは意外と楽しいのですが、相手に引かれるようなデザインは絶対に避けないといけません。
名刺のデザインを作成するコツについて詳しく知りたい方は、下記のページをご覧になってください。
自分に合う名刺のデザインをプリスタ。で選ぼう
自分に合う名刺を作成するに当たり、デザインが豊富な印刷会社を選ぶのが一番ですね。
デザインの種類の選択肢が少ないとイメージに合うものを作成できませんので、名刺印刷のプリスタ。をおすすめします。
プリスタ。では、シンプルな名刺デザインからおしゃれな名刺デザインまで600種類以上を用意!
自分の好きな名刺テンプレートを選び、オンライン上のツールを使って自由にデザインできる機能も便利です。
名刺の印刷料金は100枚で190円~と激安ですので、是非一度名刺印刷のプリスタ。に依頼してみてください。
まとめ
名刺交換におけるマナーや常識について、おわかり頂けたでしょうか?
どれだけ見栄えの良いデザインの名刺を作成していても、名刺交換で相手に失礼な態度を取ってしまっては全く意味がありません。
社会人やサラリーマンであれば名刺交換の基本を押さえておくのは常識ですので、忘れている部分がないかどうか確認してみてください。