就職活動に役立つ?大学生が名刺を作成するメリット・デメリットを全解説!

就職活動に役立つ?大学生が名刺を作成するメリット・デメリットを全解説!

公開日:2016年9月23日


就職活動に役立てるために!大学生は名刺を作成しよう

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大学生や専門学生が就職活動を行うに当たり、必要なことは下記のようにたくさんあります。

  • 効率的に進めるための履歴書やエントリーシートを作成する
  • 社会に出た時に欠かせないマナーとなる挨拶をする
  • 電話やメールなど連絡手段をしっかりと取っておく
  • 一つの業種や職種に拘らずに複数の会社を受ける
  • 面接に合格するために自己分析を行う

履歴書やエントリーシートを就職活動で作成するのは当たり前ですので、いちいち説明する必要はないですね。

これらに加えて、就活をしている大学生は名刺を作成した方が良いという意見が出ています。

Twitterの口コミを見てみると、「インターンをしている大学生にも名刺が必要」「社員の人と名刺交換をした」とありました。

名刺の使い方によっては、就職活動を効率良く進める上で役立つツールになり得るわけです。

名刺はビジネスマンや社会人が使うイメージを持っている方は多いものの、現在では趣味やプライベートの名刺を作成する方が増えています。

「社会人でなければ名刺を持つのはNG」という決まりは特にありませんので、自分を紹介するツールや就職活動のアイテムとして大学生は名刺を作成してみてはいかがでしょうか。

 

大学生が名刺を作成するタイミングは?

タイミング

大学生が名刺を作成するタイミング
所属団体で渉外を任された時 イベントやボランティア活動を運営する団体に所属していると、参加している人とのコミュニケーションで名刺が必要になる
学生起業をした時 大学生のうちから起業した方は、多くの人たちと関わって人脈を増やす目的で自己紹介ツールの名刺が欠かせない存在になる
就職活動を始める時 自分という個性を志望先の会社にアピールする目的で、採用担当者やOBに渡す名刺を作成する

全ての大学生にとって名刺が必要なアイテムになるとは限りません。

大学生が名刺を作成した方が良いタイミングは主に上記の3つ!

就職活動を始める時だけではなく、所属団体で渉外を任された時や学生起業をした時も名刺は必要ですよ。

「今の自分に名刺があると便利かも…」と感じたタイミングで、大学生の名刺を作成するのが良いでしょう。

 

大学生が就職活動用の名刺を作成する4つのメリットを徹底解説!

メリット

大学生が就職活動用の名刺を作成する4つのメリット!
  • OB訪問や面接の際に採用担当者や企業の人と連絡交換ができる
  • 他大学の就活仲間と有益な情報を交換できる
  • メールアドレスのケアレスミスを防ぎ、企業からの連絡を届くようにできる
  • 履歴書やエントリーシートに加えて名刺を送付できる

「なぜ就職活動中の大学生が名刺を持った方が良いの?」と疑問を抱えている方はいませんか?

人によって考え方は違いますが、大学生が就職活動用の名刺を作成するメリットは上記の4つ!

友人であればまだしも、一度会っただけの社会人とFacebookで友達申請をするのはハードルが高くなっています。

「少し軽々しいのではないか?」「少し馴れ馴れしいのではないか?」と思われる可能性が高く、自分のイメージが悪くなるケースは少なくありません。

その点、名刺であれば自己紹介の目的で気兼ねなく採用担当者やOBにサっと出せますので、他の就活生よりも一歩前に進むことができますよ。

企業の採用担当者やOBと名刺交換をすることで得られる効果をまとめてみました。

  1. 自分が名刺を持っていれば相手から貰いやすくなる
  2. 違和感のない形で連絡先を知ることができる
  3. 名刺交換をすれば連絡する許可を得たことになる
  4. 会った夜に直ぐにお礼を伝えられる

今は名刺作成サービスを使ってオンライン上で格安の料金で名刺を作成できますので、交通費などお金の出費が意外と多い大学生でも負担にはならないでしょう。

 

大学生が就職活動用の名刺を作成する上で押さえておきたい6つのコツ!

就職活動用の名刺を作成しても、内定獲得率が大幅に上がるわけではありません。

しかし、社会人の名刺と同じように大学生の名刺も拘りを持って作成するのがポイント!

「どうやって名刺を作成すれば良いの?」と迷っている大学生のために、このページでは押さえておきたい6つのコツについて詳しく解説していきます。

 

1:大学生の名刺に入れる項目や内容を考える!

名刺は自分の身代わりになる存在ですので、社会人の場合も大学生の場合も入れる項目や内容をきちんと考えておかないといけません。

就職活動を有利に進めたいのであれば、次の項目を名刺の中に入れましょう。

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 大学名
  • 学部名
  • 専攻
  • キャッチフレーズ

氏名や大学名は当たり前として、連絡先を交換するのが目的ですので電話番号やメールアドレスは必須の項目!

就職活動で使っているフリーメールでもOKで、学部名や専攻が詳しく記載されていれば、「あの大学生か…」と思い出してくれます。

住所に関しては必須項目ではなく、名刺に記載しなくても履歴書を見れば良いので無理に載せる必要はありません。

企業の社会人や採用担当者に渡す場合は心配ありませんが、名刺を悪用されるケースは意外と多いため、個人情報を載せれば載せるほど良いという考えはやめましょう。

※名刺の中に住所を記載すべきなのか迷っている方はこちら!

住所を載せて名刺を作成すべき?住所を載せたくない時の3つの対処法!

2:SNSのアカウントは大学生の名刺に記載しない!

SNSのアカウント

大学生の名刺の中にSNSのアカウントを記載しない方が良い3つの理由!
  • SNSの中に仕事とは関係のない不適切な内容が見つかる恐れがある
  • 名刺を持つことで逆にマイナスイメージを担当者に与えやすい
  • 最悪の場合は、内定を取り消されてしまう

現在ではTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを利用する人は年齢を問わず増えています。

名刺の中にSNSのアカウントやURLを入れて作成している方はいますが、就職活動をしている大学生の名刺には上記の理由で不要ですね。

自分をアピールする目的で就職活動用の名刺を作成しているのにも関わらず、逆にマイナスのイメージを担当者に与えていては全く意味がありません。

また、あなたの実名を辿れば企業側はSNSで身元を調べ上げることができますので、TwitterやFacebookの「不適切な内容を削除する」「情報を非公開にする」といった対策を行うべきです。

 

3:自分が持っている資格でアピールする!

資格

就職活動を行う大学生におすすめの資格!
日商簿記検定2級 職種や業種に限らず損益を掴むのは大事
宅地建物取引主任者(宅建) 不動産業界や金融業界では必須の資格
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト) Word(ワード)やExcel(エクセル)など目に見えない技術やスキルの証明になる
秘書検定(秘書技能検定) 事務職の志望度の高さをアピールできる
TOEIC スコアが高ければ高いほど英語力の証明に繋がる

就職活動で他者と差別化を図るに当たり、上記の資格が大いに役立ちます。

自分をアピールする資格を持っている大学生は、名刺の中にも忘れずに記載しましょう。

仕事やビジネスで役立つ資格を名刺の中に記載して作成すれば、「○○○のスキルがある」と採用担当者に自己PRできますよ。

 

4:大学生の名刺に見栄を張った肩書きを記載しない!

名刺を作ったことが嬉しくなり、ついつい見栄を張った肩書きを設定してしまう大学生は少なくありません。

しかし、結論から言うと大学生の名刺に肩書きは必要なく、余程の理由がない限りは書くべきではないですよ。

就職活動をしている大学生の肩書きは、社会人にとって何の意味もありません。

「オーガナイザー」「プロモーター」「幹部」といった肩書きを名刺の中に載せていると、「ふざけているのか?」と心の中で採用担当者やOBに思われるリスクあり…。

肩書きは社会人になって会社に就職した時に設定すれば良いので、大学生の段階では大学名や所属学部など必要な情報だけを名刺の中に入れましょう。

 

5:シンプルなデザインのテンプレートを使う!

名刺のデザイン

大学生の名刺の中に記載する内容が決まったら、次に全体的なデザインを決めて作成に取り掛かる形になります。

基本的に名刺はインパクトが大事ですが、大学生が作成する時はなるべくシンプルさを意識しましょう。

自分の印象を残して覚えてもらうために、奇抜なデザインや派手なテンプレートを使っている大学生はたまにいます。

しかし、お堅いイメージの企業だと斬新すぎるデザインが低評価に繋がるリスクがありますので注意が必要!

就職活動に相応しくないデザインのテンプレートで大学生の名刺を作成し、「ビジネスを舐めているのではないか?」「何か勘違いをしているのではないか?」と担当者にマイナスイメージを与えていては意味がありません。

シンプルなデザインの名刺で味気ないな~と感じた時は、名刺の余白部分や裏面など分かりやすい部分に一言やる気を見せるためのキャッチフレーズを加えてみてください。

6:名刺をしまう名刺入れを忘れずに用意する!

名刺入れ

大学生の名刺入れの選び方3つ!
  • 目立ち過ぎないデザインのブランドを選ぶ
  • シンプルな皮素材の製品を選ぶ
  • ブラックやブラウンなどの落ち着いた色を選ぶ

就職活動用の名刺を作成する予定の大学生は、上記の3つの点を押さえて名刺入れを選びましょう。

バッグやスーツのポケットに作成した名刺をそのまま入れるのはNG!

折れた名刺や汚れた名刺を相手に渡すと、自分の印象が悪くなる原因になりますよ。

名刺のデザインと同じように、名刺入れもなるべくシンプルな製品を選んでみてください。

 

大学生の名刺作成におすすめのサービス3選!

横にスクロールできます。

印刷会社 名刺印刷のプリスタ。 デザイン名刺.net 名刺広芸アンドユー
100枚の名刺料金 190円~ 1,150円~ 3,110円~
印刷用紙の種類 50種類以上 23種類 20種類以上
テンプレートの数 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆
総合評価 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆

 

就職活動用の名刺を作成したい大学生や専門学生には、上記の3つの印刷会社やサービスがおすすめ!

どの印刷会社でも写真入りのデザインやビジネスシーンに最適なデザインで名刺を作成できますので、名刺で自分の良さを効率良くアピールできます。

選ぶサービスによって名刺の料金やデザインには違いがありますので、是非一度参考にしてみてください。

 

1位:名刺印刷のプリスタ。【シンプルデザインの名刺は大学生向け!】

名刺印刷のプリスタ。

名刺印刷のプリスタ。は、ネット通販で名刺を作成できるサービスです。

シンプルながらも相手に好印象を与えられるデザインテンプレートが多いので、就職活動を始める大学生の名刺作成に適していますよ。

以下では、プリスタ。で取り扱っている大学生向けの名刺テンプレートをいくつか挙げてみました。

大学生名刺

大学生名刺

大学生名刺

大学生名刺

好きなテンプレートを選び、後はオンライン上で名刺のデザインを編集するだけです。

名刺の印刷料金は100枚で190円~ですので、大学生でも難なく支払うことができます。

ネット印刷サービスの選び方で迷っている方は、名刺印刷のプリスタ。に依頼してみてください。

 

参考 名刺印刷のプリスタ。の公式サイト

 

【口コミや評判は?】プリスタ。のメリット8つとデメリット3つを徹底解説!

2位:デザイン名刺.net【大学生のための就活名刺あり!】

デザイン名刺.net

デザイン名刺.netは社会人だけではなく、大学生のための就活名刺を作成できるサービスの一つです。

就活名刺に適したシンプルなデザインのテンプレートが数多く用意されていますし、100枚で1,150円~2,100円といった格安の価格で注文できるのも魅力的なポイント!

デザイン名刺.netの公式サイトで、カテゴリーの一つの「就職活動名刺」を見てみると、次のデザインテンプレートがヒットします。

 

グレーの帯と白抜きの文字がベーシックながら落ち着いた印象のデザイン

大学生の名刺

 

レイアウトの美しさが目を惹きつけるデザイン

大学生の名刺

 

エレガントな模様でシンプルながらも好印象を与えられるデザイン

大学生の名刺

 

名刺を渡した人に誠実感を与えることができますので、デザイン名刺.netの公式サイトで好きなデザインを探してみてください。

 

参考 デザイン名刺.netの公式サイト

 

【口コミや評判は?】デザイン名刺.netのメリット6つとデメリット4つを徹底解説!

3位:名刺広芸アンドユー【少量の名刺を作成したい大学生向け!】

名刺広芸アンドユー

名刺広芸アンドユーもネット通販で名刺を作成できる代表的なサービスです。

名刺100枚の料金は3,110円~と少々高めに設定されていますが、学生・大学生・大学院生・就活の方に適したシンプルなデザインがたくさん用意されています。

「あまり名刺を使わないから100枚も必要ないな…」と考えている大学生のために、20枚や30枚など少量の名刺を作成できるのもおすすめポイントですね。

社会人と比べて大学生は就職活動でも名刺を配る機会は少ないため、20枚くらい持っていれば問題ありません。

名刺広芸アンドユーはデザインの豊富さに加えて、20種類以上の用紙から好きなものを選んで印刷できますので、詳細は公式サイトで確認してみてください。

 

参考 名刺広芸アンドユーの公式サイト

 

大学生が名刺を作成する上で押さえておきたい4つのデメリット…

デメリット

大学生が就職活動用の名刺を作成するに当たり、良い部分だけではなく上記の4つのデメリットあり…。

なぜ大学生が名刺を持たない方が良いのか、詳しい理由について見ていきましょう。

 

1:背伸びをして名刺を作っていると思われてプラスには働かない…

「名刺は社会人にとっては必須アイテムでも大学生には不要じゃない?」という意見が出ています。

これは企業の採用担当者の立場に立ってみると、「背伸びをして名刺を作っているのでは?」と思われやすいからです。

名刺は自己紹介ツールとして便利ですが、大学生が就職活動用の名刺を持っていても必ずしもプラスに働くわけではないと心得ておきましょう。

 

2:名刺の中に記載している内容によってはマイナス評価に繋がる…

評価が下がる

評価が下がりやすい大学生の名刺の特徴
  • TwitterやFacebookのアカウントを載せている
  • かっこをつけた肩書きを自分で設定している
  • 社会人に相応しくないデザインを使っている

上記の項目でも軽く解説しましたが、SNSのアカウントを載せたり変な肩書きを設定したりしている大学生の名刺はマイナス評価に繋がる恐れあり…。

「仕事を舐めているのでは?」と採用担当者に思われてしまっては、就職活動用の名刺を作成している意味が全くありません。

就職活動で必要だからとりあえず名刺を作成しようという考え方は危険です。

 

3:社会人が学生の名刺を貰ったところで何も嬉しくない…

正直なところ、社会人は大学生の名刺を貰ったところで何も嬉しくありません。

「大学生が会社員に名刺を渡そうとしたら拒否された」との事例も以前にあったようですね。

大学生の名刺を貰って嬉しくないのは、ビジネスに役に立たないのが理由です。

つまり、志望する会社の社員に名刺を配り歩くような真似は絶対に避けましょう。

 

4:履歴書やエントリーシートと一緒に名刺を送付しても評価は変わらない…

エントリーシート

「履歴書やエントリーシートと一緒に名刺を送付しよう」と考えている大学生はいませんか?

しかし、就職活動用の名刺を送付しても、評価は特に変わらないのがデメリットです。

面接やセミナーの後にお礼を送る際、名刺があると連絡先を簡単に聞くことができますので、役立つポイントがゼロというわけではありません。

それでも、「大学生が名刺を作成する」⇒「内定獲得率が大幅にアップする」といったことは絶対にないですよ。

 

まとめ

以上のように、大学生が就職活動で使う名刺のメリット・デメリットについてまとめました。

名刺の中に載せる情報やデザインに気を配って作成していれば、就職活動を行う大学生をサポートしてくれます。

しかし、名刺の作成で内定獲得率が大幅にアップするわけではありませんので、履歴書の作成や面接対策を徹底する方が遥かに大事!

就職活動用の名刺を作成する大学生は、あくまでも就活の補助的なアイテムだと心得ておいてください。

-名刺作成に関する基礎知識