一太郎で名刺を作成する6つの手順を徹底解説!

一太郎で名刺を作成する6つの手順を徹底解説!

公開日:2016年8月2日


一太郎とはどのようなソフト?

一太郎で名刺作成

一太郎(いちたろう)はソフトウェア開発会社のジャストシステムから販売されているソフトで、日本語で入力するワープロソフトの中でも有名です。

以下ではマイクロソフト社のWord(ワード)と比較した一太郎のメリットについてまとめてみました。

  • 画面上にカーソルを動かして自由に文字を入力できる
  • 段落スタイル設定機能が使える
  • ページレイアウト(文字数や行数)が素直にできる

「世界標準になれなかった」「一太郎の時代は終焉を迎えた」という噂が飛び交っているものの、Word(ワード)ではなく一太郎をこよなく愛しているユーザーは今現在でも健在ですよ。

2022年には以前のソフトとは一味も二味も違う「一太郎2022」と「一太郎2022 プラチナ」が登場しました。

一太郎の種類 ソフトの特徴
一太郎2022
日本語入力システムのATOKPassportを搭載している
一太郎2022 プラチナ
一太郎2022の全ての機能と高品位フォントを搭載している

より使いやすいように、便利な機能を続々と搭載して進化しているのが一太郎の最大の魅力!

新しくなった一太郎2022の詳しい機能性に関しては、公式サイトのこちらのページをご覧になってください。

参考 一太郎2022の公式サイト

 

一太郎で名刺を作成する前に押さえておきたい3つのデメリット…

デメリット

ワープロソフトの一太郎では、ビジネス名刺やプライベート名刺を作ることができます。

しかし、一太郎で名刺を作成するに当たって次の3つのデメリットあり…。

  • インクジェットプリンタやレーザープリンタなど種類によって相性の良い用紙を選んで購入しないといけない
  • シンプルなデザインがメインで奇抜なデザインで名刺を仕上げるのは難しい
  • 自宅で印刷する場合はカットの作業が想像以上に大変(ズレることも多い)

Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)など、他の画像編集ソフトや名刺のフリーソフトと比べると一太郎は見劣りします。

一太郎のソフトを購入し、更にインクジェットプリンタも買って名刺を作成するのは無駄ですよね。

そこで、クオリティの高い名刺が欲しい方は名刺印刷のプリスタ。に依頼してみましょう。

名刺印刷のプリスタ。

わざわざソフトを使って自分で仕上げなくても、名刺印刷のプリスタ。はオンライン上で簡単に名刺のデザインを編集できます。

しかも片面モノクロ名刺は100枚で190円~、片面カラー名刺は100枚で430円~と激安です。

名刺印刷のプリスタ。の公式サイトにアクセスし、ビジネス名刺やプライベート名刺を作成してみてください。

 

参考 名刺印刷のプリスタ。の公式サイト

 

【口コミや評判は?】プリスタ。のメリット8つとデメリット3つを徹底解説!

一太郎を使って名刺を作成する6つの手順を徹底解説!

一太郎

一太郎はワープロソフトとして単純に文書を作成するだけではなく、自作の名刺を作ることもできます。

以下では、ワープロソフトの一太郎を使って名刺を作成する手順を詳しくまとめてみました。

両面名刺や縦書き名刺など作成したいものは個人によって異なりますが、このページではオーソドックスな横書き名刺について紹介していますので、一太郎を使おうと思っている方は参考にしてみてください。

 

ステップ①:名刺のテンプレートやレイアウトを探す!

一太郎の名刺テンプレート

最初に一太郎を起動させたらナビメニューから「良く使うテンプレート」を選択します。

よく使うテンプレート

そうすると「報告書」「FAX」「送付状」「単行本」「計算書」「宛名ラベル」などの一覧が表示されますので、名刺のレイアウトを探して選択しましょう。

名刺のレイアウト

一太郎はバージョンアップによって、「ビジネスシーンに使えるシンプルテンプレート」「趣味に使えるポップなテンプレート」「QRコード入りや地図入り」とバリエーションが増えました。

自分の職業やイメージに合わせたデザインの名刺を作成するために、どのテンプレートが良いのか探してみてください。

※地図入り名刺の作成についてはこちら!

地図入りの名刺を作成する3つのメリットとおすすめのサービス3選!【無料あり】

ステップ②:名刺を印刷する用紙を設定!

一太郎の用紙設定

テンプレートを決めた後は用紙設定を行い、「用紙選択」⇒「新規登録」⇒「自由サイズの用紙」とクリックしていきます。

「A-one(エーワン)」「エレコム」「サンワサプライ」といった種類が表示されますので、名刺の作成で使用する用紙に合わせて選択しましょう。

最初に用紙設定をしないと一太郎で名刺を作成できないわけではなく、後から変更できますので神経質にならなくても大丈夫です。

また、名刺用紙には「10面付き」と「8面付き」の2種類がありますので、作成する枚数によって決めてください。

 

ステップ③:タックマージンに設定数値を入力!

一太郎のタック設定

一太郎のソフトで用紙設定が終わった後は、次の流れでタック設定を行います。

  1. タック設定にチェックを入れる
  2. 横枚数や縦枚数、上端や下端などタックマージンに数値を入力する
  3. 設定が完了した後に「OK」ボタンをクリックする

タック設定は名刺だけではなく、シールやラベルを作成する際にも必要です。

「横枚数:2枚、縦枚数:5枚、横間隔0mm、縦間隔0mm」といったように、タックマージンに設定数値を入力してOKボタンを押しましょう。

 

ステップ④:文書スタイルに戻ってテキストを入力!

一太郎のテキスト入力

全ての設定が終わった後に文書スタイルに戻り、名刺の中に記載する項目を入力していきます。

名前や連絡先、ブログタイトルやURLなど個人によって入れる項目には違いがありますので、何が大事で何が不要なのか取捨選択をしないといけません。

自分の経歴やプロフィールなど全ての情報を入力するとなるとスペースが足りませんので、場合によっては裏面の使用がおすすめ!

両面の名刺を作成すると、表面だけの名刺と比べてたくさんの情報を記載することができますよ。

名刺の中の文字量があまりにも多いと、余白が足りなくなって見づらくなりますので注意しましょう。

ステップ⑤:背景ファイルやイラストを挿入!

文字だけの名刺が殺風景だと感じる人は、下記のように背景ファイルやイラストを挿入しましょう。

  1. 「名刺操作パレット」⇒「背景」とクリックする
  2. ダイアログボックスが開いたら「画像」⇒「ファイル選択と進める」
  3. 背景に設定したい写真やイラストを選択する
  4. お好きな位置にドラッグして配置すれば完了

一太郎は日本語のワープロソフトですが、Word(ワード)と同じように画像の挿入や配置もできます。

ステップ⑥:名刺を印刷してカットしたら完了!

プリントアウト

テキストを入力したら念のために一太郎のデータを保存し、名刺用紙を用意して印刷していきます。

例えば、A-one(エーワン)社のマルチカードの「品番51002」を使う場合、1枚に10面を取っている用紙なので印刷部数の欄には10の倍数で入力しましょう。

プリンタの種類や文書スタイルを考慮して印刷するのがポイントで、印刷部数に1と表記すると1つのセルにしか印字されません。

プリンタを使って印刷し終わったら、裁断機や電動名刺カッターを使って名刺のサイズにカットして完了です。

 

まとめ

ワープロソフトの一太郎では、ビジネスやプライベートで使う名刺を作成できます。

「よく使うテンプレートを開く」から始めて、手順に沿うだけで簡単にオリジナルの名刺が出来上がるのです。

しかし、自作の名刺は凝ったデザインに仕上げるのが難しいので、見た目を重視している方は一太郎ではなく名刺印刷のプリスタ。など専門のネット印刷サービスを利用しましょう。

 

参考 名刺印刷のプリスタ。の公式サイト

 

-名刺作成のソフト