名刺のデザインで適度に余白を設けて作成すべき3つの理由!
公開日:2016年10月24日
目次
名刺のデザインで適度に余白を設けて作成すべき3つの理由!
名刺を作成するに当たり、見やすくするために全体的なデザインを整える必要があります。
全体的なデザインを決めて名刺を作成する際に、余白の設定は欠かせません。
名刺の中に余白を設けて作成した方が良い理由は上記の3つ!
余白の割合や文字の配置一つで見栄えのあるデザインになるかどうか決まると言っても過言ではありません。
「どうすれば名刺のデザイン性を上げられるの?」と悩んでいる方は、こちらのページを参考にしてみてください。
窮屈さのないスッキリしたデザインになる
55㎜×91㎜の名刺の小さなスペースの中にギュウギュウに文字が詰まっていると読みにくくなります。
名刺をもらった相手はどこに目を移せば良いのかわからなくなりますので、背景画像が洗練されていてキレイでもイメージが悪くなる恐れあり…。
その点、文字と文字の間に適度な余白を設定していれば、窮屈さがなくなってスッキリとしたデザインの名刺になります。
※名刺の作成でベストな文字の大きさや配置はこちら!
逆に余白やスペースのない名刺を作成することにより、どのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。
- 文字を詰め込んでも全てを読んでくれるとは限らない
- 書いてあることが多いと何を伝えたいのかわからない
- 文字のサイズが小さくなって年配の方が読むのに苦労する
ゴチャゴチャとした安っぽい印象の名刺は、相手に与える印象が悪くなりますよね。
余白の使い方は名刺デザインのセンスが出ますので、闇雲に情報を増やさずに適度な空白を設けてスッキリとさせてください。
どうしてもたくさんの情報を詰め込みたいのであれば、二つ折りタイプの名刺を作成する方法がおすすめです。
相手が不在の際にメッセージを残せる
取り引き先を訪れて相手が不在の場合、名刺の中に余白が設定されていればメッセージを残すことができます。
名刺が置き手紙の代わりになるイメージで、気持ちを込めて丁寧に自分の思いをメッセージに残せば相手の好感度はアップするでしょう。
普通に名刺交換をする際にも役立ちますので、下記に該当する方はあらかじめ名刺の余白部分にメッセージの欄を用意しておくべきです。
- 基本情報以外のことも名刺で相手に伝えたい
- 自分の顔を少しでも覚えてもらえるように努力したい
- ここぞという人に渡す名刺を作成したい
たった一言の短い文章でも、名刺の余白に入れておけば自分に対する親近感のアップに繋がりますよ。
※手書きの名刺を作成するメリットやコツはこちら!
印刷して断裁する際にズレの発生を抑えられる
- 塗り足しを設定しないで端の部分ギリギリまで文字やイラストを入れている
- 断裁がズレた際に文字やイラストが途切れてしまう
- デザインの見栄えの悪い名刺が出来上がってしまう
余白や塗り足しを設定せずに名刺を作成していると、上記のように断裁する際にズレが発生しやすくなります。
つまり、断裁のズレを抑えて見栄えの良い名刺を作成するに当たり、適度な余白の設定が欠かせません。
印刷会社にデータ入稿して名刺を作成する場合は、上下左右四辺に3mmずつ塗り足しを設定して作成するように促しています。
完全データを入稿しないと印刷の工程に入ることができず、納期が無駄に長くなる恐れがありますので、Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)でデータ入稿する際はきちんと確認しておいてください。
余白に画像やイラストを入れて名刺を作成しよう
明確に決められているわけではありませんが、名刺を印刷する際は7mm程度の余白を設けてデザインすべきです。
文字と文字の間にも余白を設けていれば、洗練されたデザインの名刺に仕上がりますよ。
しかし、「余白部分が多すぎて殺風景な印象の名刺になってしまう」「名刺の文字情報が少ないからシンプルなイメージになってしまう」と悩んでいる方は少なくありません。
そのような人は余白部分に無理矢理文字の情報を詰め込むのではなく、画像やイラストを入れて名刺を作成してみてはいかがでしょうか。
名刺の左上でも右上でも空いている部分を有効活用すれば、より見やすいデザインに仕上げられます。
1枚の画像を挿入しているだけでも華やかなイメージになりますし、「シンプル過ぎる」「インパクトがない」といった悩みを解消できるのです。
名刺の中に入れる画像やイラストの選び方で迷っている方は、下記の3つの点を意識して選んでみましょう。
- 自分の会社やイメージに合っている
- 背景画像とマッチしている
- 良いイラストが見つからない場合はロゴを入れる
自分の業種や職種とマッチしている画像であれば「こんな仕事をしているのか~」と名刺をもらった相手は判断できますので、不自然な印象を相手に与えてしまう恐れはありません。
どの印刷会社でも自分が持っている画像やロゴを使って名刺を作成できますので、100枚で190円~と格安設定のプリスタ。がおすすめ!
名刺印刷のプリスタ。では600種類以上のデザインテンプレートから選び、オンライン上で自由に作成して印刷も同時に依頼できますよ。
オリジナルの画像やイラストをネット上にアップロードして余白部分に加えることもできますので、プリスタ。でビジネスやプライベートで役立つ名刺を作成してみてください。
まとめ
名刺の全体的なデザインにおいて、余白の設定が大事だとおわかり頂けたのではないでしょうか。
無理矢理文字を名刺の表面に詰め込むよりも、適度なスペースがあった方が遥かに見やすくなります。
名刺の余白を怖がらないのはキレイなデザインに仕上げるポイントですので、皆さんも是非一度実践してみてください。