【費用の相場は?】名刺の作成を外注するメリットとデメリットを徹底解説!

【費用の相場は?】名刺の作成を外注するメリットとデメリットを徹底解説!

公開日:2016年11月5日


名刺の作成を外注する5つのメリットを徹底解説!

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名刺の作成は専門のサービスや印刷会社に外注する方法と、自宅でパソコンとプリンタを使って印刷する方法の2種類に大きくわけられます。

名刺を作成するのに適したソフトやツールは現在では数多く登場していますし、Windowsのパソコンの中に元々入っているWord(ワード)も使用可能です。

※名刺を作成できるおすすめのフリーソフトはこちら!

【無料で使用可能!】名刺の作成におすすめのフリーソフト6選!

しかし、自分で名刺のデータを作るよりも専門のサービスに外注した方がメリットは大きいですよ。

なぜ名刺の作成を外注すべきなのか、5つのメリットについて詳しく見ていきましょう。

 

1:価格競争によって値段が下がっている!

印刷会社 モノクロ名刺の料金 カラー名刺の料金
名刺印刷のプリスタ。
100枚で190円~ 100枚で430円~
ラクスル(raksul)
100枚で500円~ 100枚で500円~
プリントパック
100枚で830円~ 100枚で830円~
名刺通販ドットコム
100枚で880円~ 100枚で1,780円~
パプリ by ASKUL
100枚で998円~ 100枚で998円~
スピード名刺館
100枚で1,100円~ 100枚で1,200円~
名刺作成のファースト
100枚で1,980円~ 100枚で2,580円~
whoo(フー)
100枚で6,149円~ 100枚で6,149円~

上記では、代表的なネット印刷サービスをモノクロ名刺とカラー名刺の料金で比較してみました。

ネット通販の印刷会社は物凄い勢いで増えていますので、価格競争によって名刺1枚当たりの値段は下がっています。

100枚で1,000円以下の料金で名刺を作成できるサービスも多く、下手したら自宅で印刷するよりも安上がりで済むのです。

自分で名刺を作成するに当たり、次のアイテムやグッズを全て揃えないといけません。

  • パソコン(WindowsでもMacでも最初から持っていれば良い)
  • プリンタ(インクジェットプリンタやレーザープリンタが必要)
  • 名刺用紙(量販店やAmazonで購入できる)
  • インク代(こちらも実店舗やネット通販で購入可能)
  • 電動名刺カッター(通常のカッターと定規でも代用できる)

そこそこの性能のインクジェットプリンタやレーザープリンタを購入するのであれば、ビックカメラやヨドバシカメラなど大手の量販店でも確実に10,000円以上はかかります。

一方で印刷会社に外注すれば自分で何も用意する必要はなく、欲しい枚数の名刺を注文するだけですのでコストを大幅に削減できるのです。

名刺交換の頻度が高いビジネスマンは、1枚当たりの費用が安いネット印刷に外注しましょう。

 

2:自分で名刺データを作る時間を省くことができる!

時計

フリーソフトを使うにしてもIllustratorやPhotoshopのような有償ソフトを使うにしても、自分で名刺データを作らないといけません。

※Photoshop(フォトショップ)で名刺を作成する方法と注意点はこちら!

Photoshop(フォトショップ)で名刺を作成する方法と注意点を徹底解説!

その点、専門サービスへの外注であれば既存のテンプレートが用意されていますので、データ作成の時間を省くことができます。

印刷会社によって多少の違いはありますが、名刺作成の流れは下記のようにとても簡単です。

  1. カテゴリー検索やキーワード検索で好みのデザインテンプレートを見つける
  2. 名前や会社名などの名刺の中に入れる個人情報を流し込む
  3. プレビュー画面で大まかに全体的なデザインをチェックする
  4. 購入する枚数を選択して支払い方法を決める
  5. 一定期間の納期後に名刺が自宅に届けられるのを待つ

ネット印刷のプリスタ。は、既存のテンプレートに個人情報を流し込んで印刷を依頼する形になります。

ソフトのインストールやダウンロード不要で、オンライン上で名刺のデザインを編集できる機能は便利ですね。

初心者は名刺のデザインの作成に長い時間がかかりますので、プリスタ。で用意されている既存の名刺テンプレートを使いましょう。

 

参考 名刺印刷のプリスタ。の公式サイト

 

【口コミや評判は?】プリスタ。のメリット8つとデメリット3つを徹底解説!

3:大量に発注しても納品までがスピーディー!

名刺の納品

自宅やオフィスで名刺を大量に印刷するとなると、かなりの時間がかかります。

クリアカットタイプの用紙を使っていない場合は、印刷した後の裁断の時間も考慮しないといけません。

しかし、印刷会社への外注であれば名刺やチラシの作成のプロフェッショナルですので、大量に発注しても納品までスピーディーですよ。

家庭用やオフィス用のプリンタは大量印刷には不向きですし、印刷した後のカットが必要だと考えると憂鬱になるのではないでしょうか。

専門のサービスであれば1,000枚でも2,000枚でも即日や翌日に発送してくれるところが多く、「直ぐに名刺がないと困る」「社員の名刺をまとめて発注したい」という法人におすすめです。

※法人向けの名刺作成サービスについては、こちらのページで紹介しています。

選び方のポイントは?法人向けの名刺作成におすすめのサービス4選!

4:高級紙に印刷してクオリティを高められる!

高級紙

名刺のクオリティで比較してみると、自分で印刷するよりもネット印刷サービスへの外注に軍配が上がります。

それは高級紙に印刷したり特殊な加工を施したりとアレンジできるのが理由!

例えば、名刺印刷のプリスタ。は次の用紙を中心に50種類以上の高級紙や特殊紙から選んで名刺を印刷できます。

プリスタ。の名刺用紙 大まかな特徴
シャインフェイスゴールド パール調で優しい光沢が光の当たり方で変化する
ケンランホワイト180kg 両面ともにサラっとした質感で表面にツヤがある
両面しこくてんれい 用紙の両面に銀の繊維が模様として混ぜ込まれた和紙
きらびき白200kg 表面にパール加工が施されていて凹凸が特徴的
レザック66白215kg 表面が革製品のような風合いでソフトな手触り

一般紙で印刷するよりも、高級紙や特殊紙は料金が高くなるのがデメリットです。

しかし、自分で用意するのが難しい用紙もありますので、専門の印刷会社に外注して素敵な名刺を手に入れましょう。

 

参考 名刺印刷のプリスタ。の公式サイト

 

5:サンプルの請求で完成品をイメージできる!

名刺のサンプル

これはサービスによって違いがありますので一概には説明できないものの、中にはサンプルの請求で完成品をイメージできるところがあります。

サンプルで印刷の仕上がり具合を確認し、「これで問題ない!」と感じたら希望の枚数の名刺を注文すればOKです。

どのような人にサンプルの請求ができる名刺作成サービスや印刷会社が向いているのか見ていきましょう。

  • 以前に別の印刷会社に依頼したらインクが染みていた
  • 特殊な用紙や加工を使って名刺を作成しようと考えている
  • 1,000枚を超える大量の名刺を外注するつもり

事前にサンプルで名刺のデザインの仕上がりを確認できれば、安心して大量に発注できます。

下記のページではサンプルの請求が可能な名刺作成サービスを紹介していますので、印刷会社の選び方で迷っている方は参考にしてみてください。

名刺の作成前にサンプルを請求できるサービス3選!

名刺の作成を外注する費用の相場はどのくらい?

相場

名刺を印刷会社に外注するに当たり、どのくらいの費用がかかるのか気になりますよね。

「少しでも安い料金で名刺を作成したい」と考えるのは当然です。

そこで、以下では名刺の作成を外注する費用の相場を項目別でまとめてみました。

項目 費用の相場
名刺のデータを印刷 1枚当たり10円~100円
名刺のデザインやレイアウト 1件当たり3,000円~50,000円
名刺に挿入するロゴの作成 1案当たり30,000円~50,000円
名刺に挿入するイラストの作成 1案当たり3,000円~10,000円

名刺の印刷料金の相場は安いのですが、デザインやロゴの作成も依頼すると高額な費用がかかります。

そのため、金銭的な負担を抑えて名刺を作りたいなら、印刷会社が用意している既存のテンプレートを使いましょう。

あらかじめデザインが決まっていますので、「モノクロ印刷で○○○円」「カラー印刷で○○○円」と印刷料金だけ支払えばOKです。

 

名刺を外注する前に押さえておきたい3つのデメリット…

名刺の外注はとても便利ですが、上記の3つのデメリットがあります。

自分の名刺だけを作れば良い個人事業主やフリーランスの場合は、自作で仕上げるのも選択肢の一つですね。

※個人事業主やフリーランスの名刺作成で押さえておきたい6つのコツとおすすめのサービス3選はこちら!

個人事業主やフリーランスの名刺作成で押さえておきたい6つのコツとおすすめのサービス3選!

ネット印刷サービスに名刺の外注を依頼する前に、良くない部分をしっかりと確認しておきましょう。

 

1:印刷会社に個人情報を開示する必要がある…

個人情報

名刺を外注するに当たり、印刷会社に個人情報や社員情報を開示しないといけません。

最近では直接データをアップロードし、名刺の作成や印刷を依頼するシステムを取り入れているところが増えました。

しかし、個人情報や企業内の情報を預けないといけない点では一緒ですよ。

名刺の中に住所を記載する場合、「何か悪用されるのでは?」と不安を抱える方はいます。

※住所を載せて名刺を作成すべきかどうかはこちら!

住所を載せて名刺を作成すべき?住所を載せたくない時の3つの対処法!

とは言え、大手の印刷会社やネット印刷では個人情報の保護に力を入れていますので、大事な情報が外部に漏れるような心配は無しです。

 

2:多くの印刷会社では小ロットでの発注ができない…

印刷会社 名刺の注文ロット数 デザインの種類
キングプリンターズ
10枚~ ★★☆☆☆
ライオン名刺
20枚~ ★★☆☆☆
名刺通販ドットコム
50枚~ ★★★☆☆
名刺印刷のプリスタ。
100枚~ ★★★★☆
マヒトデザイン
100枚~ ★★★☆☆
ラクスル(raksul)
100枚~ ★★★★☆
whoo(フー)
100枚~ ★★★★☆
プリントパック
100枚~ ★★☆☆☆

上記では、代表的なネット印刷サービスを名刺の注文ロット数で比較しました。

多くの印刷会社では100枚単位で名刺を注文する形になりますので、小ロットでの発注ができません。

10枚や20枚の名刺を外注できるネット印刷サービスは限られていますね。

※少量の名刺を作成する3つのメリットとおすすめのサービス4選はこちら!

【10枚や20枚もOK!】少量の名刺を作成する3つのメリットとおすすめのサービス4選!

3:用紙や加工に拘るとコストが高くなりやすい…

コスト

名刺の見た目のインパクトを強める目的で、用紙や加工に拘る方は増えました。

しかし、高級紙で印刷したり特殊な加工を施したりすると、名刺作成のコストが高くなりやすい点には要注意です。

既存のデザインテンプレートを使っても、100枚の名刺の料金が5,000円を超えるケースは少なくありません。

「高い名刺を使えばビジネスで上手くいく」と一概には言い切れないので、どのくらいの費用で仕上がるのか見積もってもらいましょう。

 

まとめ

以上のように、自宅で自分の力だけで名刺を作成するよりも、専門のサービスや印刷会社に外注した方がメリットが大きいとおわかり頂けたのではないでしょうか。

クオリティの高いデザインの名刺に仕上がるだけではなく、スピーディーに納品してくれますよ。

以前に自分で名刺を作成して失敗した経験をお持ちの方は、印刷会社への外注を検討してみてください。

-名刺作成に関する基礎知識