デザインをスキャンして名刺を作成する方法
公開日:2016年10月25日
目次
好きなデザインをスキャンして名刺を作成する方法!
- 元になる名刺のデザインやテンプレートを探し出す
- 紙文書をデジタルデータに変換するハードウェアのスキャナーを使う
- 複合機の機能として備わっていることが多く、データをスキャンする
- トレースしてから印刷用のデータを作成する
- 後は自宅や専門会社で印刷すれば完了
近年では専用のソフトウェアを使って名刺のデータを作成し、自宅でプリンタを使ったり印刷会社に印刷を依頼したりできるようになりました。
名刺を作成できる無料のフリーソフトも数多く用意されていますので、余計なコストをかけずにビジネスや趣味で使う名刺の作成が可能!
しかし、デザインを作るに当たってセンスや力量が問われますし、一からクオリティの高い名刺を作成するのは素人では難しいため、上記の流れで参考になる名刺のデザインをスキャンしてトレースしてから作ってみてはいかがでしょうか。
スマホで名刺をスキャンして管理するだけではなく、デザインのスキャンで作成することもできます。
完全にオリジナルデザインの名刺ではなくても、既存のテンプレートを参考にして手を加えたデザインが出来上がるわけですね。
最初はスキャンして作り出し、だんだんとソフトを使いこなせるようになった後に、自分で一からオリジナルの名刺を作成するのが良いでしょう。
名刺のテンプレートが無料で提供されているサイト
デザインをスキャンして名刺を作成するに当たり、元になるテンプレートを探すことから始めないといけません。
その無料サイトはいくつか用意されていますので、代表的なサービスをいくつか紹介していきます。
無料の名刺テンプレートが360点以上用意されている「名刺デザインギャラリー」
400以上のデザインテンプレートでらくらく編集できる「パプリ」
名刺デザイン素材集を100個ダウンロードできる「名刺良品」
あらかじめ用意された無料の名刺デザインテンプレートに、少し自分で手を加えるだけでオリジナルデザインに仕上げられますよ。
名刺のデザインをスキャンする際に押さえておきたい注意点!
名刺のスキャンをスムーズに行うに当たり、いくつかの注意点があります。
「アプリをダウンロードしたのに上手くスキャンできない」という方は一度確認しておきましょう。
- 草書体や省略字、落書きテイストなどエラーを起こしやすいフォントの使用を避ける
- MS系やメイリオなどどのPCでも対応しているフォントを使う
- フランス語やハングル語といった日本語や英語以外の言語は正しく読み込めない可能性がある
- 星マークや円形マークなど環境依存文字は対応していないことが多い
- 奇抜なデザインは避けてシンプルなレイアウトを心掛ける
奇抜なフォントや書体で名刺を作りたいと考えている方はいますが、エラーを起こしやすいものがありますので気を付けないといけません。
※名刺の作成で使うべき書体はこちらのページで紹介しています。
自宅で名刺を作成する際は、様々な点に注意してデータを作って印刷の工程を行ってみてください。
そっくり名刺を依頼できるラクスル
印刷会社のラクスルでは、Illustrator(イラストレーター)といったソフトを持っていなくてもそっくり名刺を依頼できます。
写メやスキャナーのデータをラクスルに送り、既存の名刺をそのまま印刷して発送してくれるのが強みですね。
以下では、ラクスルでそっくり名刺を作成するまでの流れを説明していきます。
- サイズや紙などを選択して商品をカートの中に入れる
- デジカメやスキャナーで入稿用のデータを用意する
- 影やゆがみのない正しいデータを送らなければならない
- 仕上がりデザインイメージを確認した後に印刷工程に進む
- 印刷が完了した後に出荷されて、指定の住所に発送される
そっくり名刺を作成する場合は通常とは異なり、プラスして1,850円を支払わないといけません。
しかし、受付日から7営業日後であれば100枚で2,313円とお手頃ですし、特殊な用紙や加工も選択できますので、今のデザインと同じ名刺をスキャンして作成して欲しい方はラクスルを利用してみてください。
参考 ラクスルの公式サイト
名刺をスキャンして情報を取り込めるアプリは?
名刺の作成ではなく、名刺をスキャンして情報を取り込めるアプリが現在ではいくつか登場しています。
ビジネスマンにとって名刺の管理は欠かせない業務の一つですので、参考程度に目を通しておきましょう。
名刺をスキャンできるスマホアプリ | 大まかな特徴 |
---|---|
Eight - Your business network | 手作業入力でPCやスマホでも使える |
Evernote Scannable | 高精度のカメラで書類のデータ化が可能 |
Sansan | カメラによるスキャンで自動でデータベース化できる |
CamCard | 名刺をグループ化して分かりやすく管理できる |
スマホアプリによって使いやすさや用意されている機能には違いがあります。
相手からもらった名刺をズボラに管理するのは社会人として失格ですので、自分に合う名刺管理アプリを使ってみてください。
※名刺を管理できるスマートフォンアプリは、こちらのページでも紹介しています。
まとめ
以上のように、名刺はデータをスキャンしてデザインを取り込み、少し手を加えて作成することができます。
専門の印刷会社に依頼し、データのスキャンでそっくりそのままの名刺を手に入れることも可能ですね。
名刺は自分を紹介する重要なツールですので、どの作成方法が合っているのか比較してみましょう。