PowerPoint(パワーポイント)で名刺を作成する方法を徹底解説!
公開日:2016年8月2日
目次
PowerPoint(パワーポイント)とは何?使い道は?
PowerPoint(パワーポイント)はマイクロソフト社が開発したソフトで、ビジネスにおいて欠かせません。
会議のプレゼンテーションが主な使い道で、PowerPoint(パワーポイント)には次の5つのメリットがあります。
- デザイナーを使って高品質なプレゼンを自在に作成できる(Office365サブスクリプションが必要)
- オブジェクトをアニメーション化して映画のような動きが自在にできる
- 40以上のカテゴリーからピッタリのテンプレートを無料でダウンロードできる
- 事前にスライドを使ったプレゼンのレビューとリハーサルができる
- WindowsだけではなくiPhoneやAndroidなどのスマホにも対応している
企画書や報告書の作成で役立ちますので、企業に入社する前に大まかな使い方だけでもチェックしておくべきですね。
PowerPoint(パワーポイント)で名刺を作成する上での注意点…
下記の項目で詳しく解説していますが、PowerPoint(パワーポイント)は「テキストの入力」⇒「イラストやロゴの配置」⇒「プリントアウト」といった流れで名刺を作成できます。
しかし、PowerPoint(パワーポイント)で名刺を作成する上でいくつかの注意点がありますので、きちんとチェックしておきましょう。
- 自作の名刺はキレイなデザインに仕上げるのがとても難しい
- インパクトの足りないシンプルなデザインの名刺になってしまう
- 印刷のズレやインクのにじみが起こって失敗しやすい
- 家庭用プリンタはぼやけや擦れのリスクがある
趣味として使う名刺であればまだしも、ビジネス名刺はPowerPoint(パワーポイント)で作成すべきではありません。
名刺は無理に自作で仕上げなくても専門の印刷会社に依頼すればOKですので、当サイトで紹介している名刺印刷のプリスタ。をおすすめします。
名刺印刷のプリスタ。では100枚で190円~と安い料金で簡単に高品質な名刺を作成できますので、自分のイメージや印象に合うデザインに仕上げてみてください。
PowerPoint(パワーポイント)で名刺を作成する方法を徹底解説!
PowerPoint(パワーポイント)はプレゼンテーションだけではなく、名刺の作成もできるソフトです。
文字だけの名刺であればWord(ワード)の方が使い勝手が良いものの、イラストや図を配置して見栄えを良くしたい時はPowerPoint(パワーポイント)がおすすめ!
以下では、PowerPoint(パワーポイント)を使った名刺の作成方法や作り方を詳しく解説していきます。
1:横型と縦型の両方のテンプレートからデザインを選択!
PowerPoint(パワーポイント)で名刺を作成するに当たり、まずは次のデザインからテンプレートを選択する形になります。
- ビジネス・ブルーグラデーション(横型)
- シンプルグラデーション(横型)
- 名刺(木目・縦)
- 名刺(グローバル・縦)
PowerPoint(パワーポイント)では横型と縦型の両方のテンプレートから選択可能で、サイズは名刺の一般的な「55㎜×91㎜」です。
スッキリとしたデザインの名刺は好感度のアップに繋がりますので、薄い水色の背景がメインのビジネス・ブルーグラデーションをおすすめします。
ダウンロードページを開いたら、「ファイルテンプレートのダウンロード」をクリックして名刺データの編集をしましょう。
2:トンボやトリムマークのガイドを表示!
PowerPoint(パワーポイント)を使用する場合、データの作成に取り掛かる前に必ずガイドを表示させないといけません。
ガイドはグリッド線で表示されるのが特徴で、「データの編集画面」⇒「右クリックでグリッドとガイドを選択」⇒「ガイドを表示にチェックを入れる」という流れになります。
トンボやトリムマークと同じ位置付けと考えるとわかりやすく、印刷する際に切れては困る文字はガイド内に配置するのがポイント!
デザインが見切れると名刺の見栄えが悪くなりますので、55㎜×91㎜のギリギリまで配置しないようにしましょう。
3:名刺の中に組み込むテキストを入力!
横にスクロールできます。
名刺に必要な構成要素! | |
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会社で使う名刺に必要な項目 | 会社名・住所・URL・部署名・役職・名前・メールアドレス |
個人で使う名刺に必要な項目 | 名前・URL・メールアドレス・携帯番号・サークル名・趣味 |
その他必要に応じて入れたい項目 | 顔写真・イラスト・地図・QRコード・SNSのID |
PowerPoint(パワーポイント)でガイドを表示させた後は、上記を中心に名刺の中に組み込むテキストを入力していきます。
ビジネスやプライベートなど、名刺を作る目的に合わせて記載する情報を変えるのがコツですね。
PowerPoint(パワーポイント)では、次の流れでテキストを挿入できます。
- 上部メニューの「挿入」をクリックする
- 「横書きテキストボックス」「縦書きテキストボックス」を選択する
- データ上にカーソルが表示される
- 文字サイズやフォントを自由に変更する
- 名前や連絡先などの情報を入力していく
文字の大きさは6.5pt以下に設定すると、見にくくなりますので注意しないといけません。
名刺の中に記載する情報があまりにも多いという場合は、裏面を有効活用した両面の名刺が役立ちますよ。
4:余白部分にイラストやロゴを配置!
次にPowerPoint(パワーポイント)でタブの挿入を開き、「ファイルから選択」⇒「画像データを選択」⇒「左下の挿入を選択」という流れでイラストやロゴを配置していきます。
余白部分を加味して文字とのバランスをとるのが見やすい名刺を作成するコツで、この点に関してはPowerPoint(パワーポイント)以外のソフトを使用する際も一緒ですね。
また、最初から画像が粗いと印刷した後も粗くなるため、解像度が高いキレイな画像を貼り付けて名刺の見栄えを良くしましょう。
※ロゴマーク入りの名刺を作成するメリットはこちらのページで解説しています。
5:塗り足しを設定して完全データを作成!
印刷会社にデータ入稿して名刺を作成するのであれば、塗り足しの処置が必要です
塗り足しを設定していないとデータ不備で入稿できないケースが多いので、大まかな操作方法を見ていきましょう。
- 上部メニューから「挿入」⇒「図形を選択」⇒「四角い枠を選択」と進める
- トリムマークをドラッグして定形サイズに合わせる
- 枠が完成した後に色の編集をして塗り足しは完了
PowerPoint(パワーポイント)に限った話ではありませんが、完全データを入稿して印刷してもらうのがポイントです。
6:名刺用紙に印刷してカット!
PowerPoint(パワーポイント)でのデータ作成が終わった後は、下記のように名刺用紙に印刷してカットするだけです。
- 自宅のインクジェットプリンタを使用する
- コンビニエンスストアの写真プリントを利用する
- 名刺作成サービスへとデータ入稿して印刷だけ依頼する
PowerPoint2003とPowerPoint2010とでは操作方法が異なりますが、テキストやロゴの配置といった方法は基本的に一緒です。
印刷会社への依頼ではなく、ネット通販で名刺用紙を購入してコンビニの写真プリントを利用する方法もあります。
※コンビニ(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)で名刺を作成する方法はこちら!
上手に無料のテンプレートを使いこなし、高いレベルの名刺を作成してビジネスやプライベートで役立ててみてください。
まとめ
以上のように、PowerPoint(パワーポイント)はプレゼンテーションだけではなく、名刺の作成にも役立つツールです。
自作でオリジナル名刺を仕上げたいと考えている方に、PowerPoint(パワーポイント)は適してます。
しかし、シンプルなデザインになったり印刷のズレが生じたりといったデメリットがありますので、不安な方はPowerPoint(パワーポイント)ではなく専門の名刺作成サービスを利用しましょう。